2020年3月11日水曜日

今週の黙想(マルコ9:19)

なんと信仰のない時代なのか。
──マルコ福音書9章19節

† † †

キリストから力を与えられたにも関わらず弟子たちが子どもを癒すことができなかったのは、その力を自分の栄光のために使おうとしてしまったからなのだと思います。
私たちは神様から何を与えられているのでしょうか。
私たちがもし自分の手には何もないと思っているのであれば、あなたに今日も新しい一日が与えられていることを思い起こしましょう。
「墓場で一番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。」と故スティーブ・ジョブズは言いました。
この言葉が指し示す素晴らしいこととは、与えられた一日を誰かのために生きるということなのだと思います。
キリストは、私たちのために生き、私たちのために語り、私たちのために十字架にかかってくださいました。
キリストのように私たちもまた中心に神様を据え、誰かに関わりあうことを通して神様のために生きる、そのような一日を歩みだしてみませんか。

(20200308週報記載)

……今週の黙想とは……
日曜日だけではなく、平日においても聖書の言葉に触れていただく機会として用いてくだされば幸いです。
引用されているみ言葉だけでなく、聖書を開き、その前後や他の箇所を開いてみましょう。
そして、そこに生きていた人々に思いを馳せ、そこにあなたも生きていて、語りかけられているという気持ちで読んでみましょう。
自分はみ言葉を聞いてどのように感じたかを大切にし、ゆったりと考えてみてください。

あなたの日々がみ言葉によって豊かにされますように。