2021年3月28日日曜日

主の受難日の礼拝 20210328

本日3月28日は四旬節第6主日・主の受難日の礼拝でした。
松本教会では通信礼拝として、長野教会では主日礼拝として守られました。
これまで通信礼拝時は奏楽と聖書朗読・祈りのどちらも松本教会からの音声が届いていましたが、
今回から月4週目の通信礼拝の時は、聖書朗読と奉献の祈りの音声を長野教会から送ることとなりました。
松本長野2教会の礼拝がこれからも豊かな相互の祈りとして守られますように。

長野教会の庭にもあんずの花がきれいに咲いていました。
桜のほうはもう少しかかりそうです。



**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
イザヤ書50章4-9a節〈旧p1145〉
フィリピの信徒への手紙2章5-11節〈新p363〉
マルコによる福音書15章1-39節〈新p94〉

説教題「最悪の出会いと最高の福音」

*祈り*

罪の贖い主なる神様。
この世には多くの罪が引き起こす苦しみと悲しみが溢れています。
苦しみの中にあって自分のいのちを守ることに精いっぱいになり、他者のいのちを傷つけることをいとわず、時には家族のいのちですらも奪うような悲しい事件も起きています。
貧しさの中に立たされ、誰からも助けてもらえずにうめいている人々がいます。
このコロナ禍の中にあって、十字架の主よ、あなたが十字架の苦しみをもってそのすべてに寄り添っておられること、私たちが十字架を背負って歩むことを慰めと希望をもって聞くことが出来ますように。

罪のゆえに誰かとの関係性を断ち切ろうとする、自分一人で生きていこうとする私たちに、あなたはキリストという関わりあう相手を送られました。
それゆえに私たちが関わりを持つ隣人のうちに、キリストの姿を見出すことが出来ますように。
私たちがキリストから受けたように、相手を赦し、寄り添い支え合う関係へと導いてください。
そして何よりも私たち自身が悔い改めをもって、あなたが歩まれた愛の道を歩むことが出来ますように。

今日からあなたの十字架への苦しみをおぼえる聖週間が始まります。
その一日一日を、悔い改めの機会として改めて受け取ることが出来ますように。
私たち自身を振り返り、あなたが私たちを今日ここまで導いてくださったことを感謝しつつ、あなたのみ言葉に生きる者としての歩みへと踏み出すことが出来ますように。
そして今日ここに集うことのできなかった方々、ご家庭で共に祈りを合わせておられる方々の上にも、あなたの十字架の赦しと導きとが豊かに与えられますように。
主に出会い、主のみ言葉を聞く私たちが永遠の命をいただくその日まで、私たちが主にあって兄弟姉妹としての交わりをかかすことがないように、私たちを隣人への愛に満たし、その関わりへと押し出して下さい。