2021年6月27日日曜日

聖霊降臨後第5主日礼拝。20210627

本日6月27日は、聖霊降臨後第5主日の礼拝でした。
松本教会では通信礼拝として、長野教会は主日礼拝として行われました。

長野教会側の礼拝設備

松本教会からの奏楽をskypeをつないで長野教会のほうに送り、長野教会では大きなスピーカーから流しています。
通信状況も安定し、まるで長野教会でオルガンが弾かれているくらい綺麗な音で礼拝を守れています。感謝。

礼拝後、長野教会では新式文の学びを行いました。
聖餐の部の学びを終え、いよいよ次回は派遣の部に入ります。
典礼曲の練習は一通り終えることが出来、先んじて導入される予定の聖餐の部の歌を復習しました。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
哀歌3章22-33節〈旧p1289〉
コリントの信徒への手紙二 8章7-15節〈新p334〉
マルコによる福音書5章21-43節〈新p70〉

説教「まことの平安の中へ」

*祈り*

信仰の導き主なる神様。
主よ、今なおこの世界には、人と人との間で、争いや諍いが起こり、差別や妬みに満ちています。
今日のみ言葉の中で語られた彼女もまた、病から救われてなお、私たちと同じように、人との関係の中に様々な悩み苦しみを抱えただろうと思います。
私たちもまた多くの人々の陰に隠れ、自分が手にすることのできる救いだけで満足しようとします。
しかし主よ、あなたはわたしたちを一層深い恵みと平安へと満たすために捜し求め、御言葉をもって呼びかけてくださっています。
私たちが日々の過ごすうちに、あなたから確かに与えられている平安と恵み、救いに繋がる導きを見出すことが出来ますように。

再び長野県で、新型コロナウイルスの感染者が増えつつあります。
感染力の強い変異株が猛威をふるっています。
こうして長く続く忍耐の時に、新型コロナウイルスだけではない、心の病もまた、大きな問題になっています。
主よ、病の中にある人、ぬぐい切れない苦しみの中にある人々に寄り添い、その病を癒してください。
そして、あなたが私たちのために与えてくださる平安の中へと、彼らを導いてください。
私たち一人ひとりが隣人と関わる時には、あなたの救いと平安とを証しする者として立たせて、私たちを通して信仰を与えられるようにその人を導いてください。
私たちの日々のうちに起こるあらゆる出来事を通して私たちがあなたへの信仰を与えられ、あなたの御業のために用いられますように。

そして、あなたによって私たちが送り出される明日からの日々が、あなたからの祝福に満たされ、平安のうちに守られますように。