2021年8月29日日曜日

聖霊降臨後第14主日礼拝。20210829

本日8月29日は、聖霊降臨後第14主日の礼拝でした。
松本教会では主日礼拝として、長野教会は家庭礼拝として行われました。



ライブ配信にてご参加いただいた方々にも感謝いたします。
あっという間に8月が終わりつつありますが、暑さはまだまだ落ち着く様子がありません。
長野県も4日間連続で100人越えの新型コロナウイルスの陽性者数を出し、緊張が高まっています。
この記事をご覧の方もお体にはお気を付け下さい。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
申命記4章1-2,6-9節〈旧p285〉
ヤコブの手紙1章17-27節〈新p421〉
マルコによる福音書7章1-8,14-15,21-23節〈新p74〉〉

説教「神の心に聴く」

*祈り*

愛のうちに呼びたもう主なる神様。
あなたは全ての人々を救うために主イエス・キリストを遣わされました。
あなたの御心から遠く離れたファリサイ派の人々、律法学者をも見捨てられませんでした。
彼らが深い罪の中にあってなお、悔い改めを呼びかけられ、御心に立ち返るようにと言葉を尽くされました。
私たちにとっても、御言葉が厳しく聞こえる時にこそ、あなたが懸命に救いの手を伸ばしておられることを教えてください。
全ての御言葉は愛に満ちて語られています。
私たちの内にある罪を思い起こし、何の対価もなく拭い去ってくださった救いの恵みを、感謝して受け止めることができますように。

誰もが心の余裕を失い、自分のことだけで精いっぱいになっている人が多くいます。
それゆえ、誰かの言葉に敏感に反応し、相手の心を聞き入れる余裕もなく、傷つけあってしまうことがたびたび起こっていることをよく聞きます。
不安の中で動けなくなり、孤独の中にある人がいます。
身体も心も疲れ果てている人々がいます。
病の床にあって、苦しんでいる人がいます。
主よ、どうかあなたが一人ひとりに、愛をもって寄り添ってください。
その御手と言葉によって、身体も心も癒してください。
私たち一人ひとりが、誰かと心を通わせ合う関係に生きることが出来るように、私たちの心に平安をお与えください。

長く続く忍耐の時だからこそ、私たち一人ひとりが、あなたの御言葉のうちに響く御心に聴き、それによって慰められ、力づけられて、この時を乗り越えることができますように。
あなたとの対話、心と心との関わり合いの時を、私たちの日々の祈りのうちに与えてください。