2022年10月30日日曜日

宗教改革日礼拝。(長野教会動画)【礼拝動画】

本日10月30日は、宗教改革日の礼拝でした。


松本教会は昨日の公開講座に引き続き、江口再起牧師にご奉仕いただき主日礼拝として守られました。
長野教会では野口和音牧師により、聖餐礼拝として守られました。
ご奉仕いただいた江口牧師に感謝申し上げます。

今年はルターの新約聖書翻訳(1522年)から500年の年ですね。
説教もそれに合わせ、翻訳の話を取り上げてみました。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
エレミヤ書31章31-34節〈旧p1237〉
ローマの信徒への手紙1章16-17節〈新p273〉
ヨハネによる福音書8章31-36節〈新p182〉


説教「信実──神の決意と人の信仰」

*祈り*

全世界の救い主なる神様。
主よ、あなたの御言葉は様々な言葉に訳され、キリストの時代よりもはるかに多くの人々に届いています。
だからこそ、あなたの御言葉に込められた福音を誤解したり、捻じ曲げることなく、神と私たち一人ひとりとの直接的な関係性の中で、福音を受け取っていくことが出来るように導いてください。

私たちの罪が今なお拭い去られることなくあるからこそ、あなたの救いは一層誠実さを増して私たちに示されています。
私たちがどれだけ背きの中にあったとしても、あなたが私たちを救うことを決してあきらめない、その決意の誠実さを、深く御言葉に聞いた人々は受け取ってきました。
どうかわたしたちも、その救いの喜びに与からせてください。
幾千年を超えて私たちを導いておられるあなたのご計画のうちに、あなたから与えられる信仰を通してわたしたちをあなたの御傍に置き、絶えずあなたの救いの御言葉によって立たせてくださいますように。

主よ、私たちはいつだって思い煩いと困難を抱えながら日々を歩んでいます。
すぐには解決できない問題ばかりがのしかかり、明日への歩みも定かではないことがあります。
しかし主よ、あなたはいつでもキリストによって、そのような深い闇のなかにある人々のもとへと踏み込んでくださり、共にその苦しみを分かち合ってくださいました。
主よ、私たちがどのような問題を抱えていようとも、あなたが語ってくださった御言葉によって、今日私たちが歩む道を示してください。
キリストが人々との間にあって愛に生きた歩みをわたしたちも辿り、常に祈りと御言葉に聞く歩みをやめることがないように、日々の生活のうちにあって、守ってください。
そして、私たち一人ひとりがあなたを心から求める信仰によって、私たちを隣人のうちにあって輝かせ、御手の働きのために用いてください。
どうかあなたの憐れみと恵みを必要としている人を引き合わせてくださったのなら、あなたが示された誠実と愛によって、その人を包むことが出来るように、私たちに勇気を与え、押し出してください。