2023年2月12日日曜日

顕現後第6主日礼拝【礼拝動画】

本日2月12日は顕現後第6主日の礼拝でした。

野口和音牧師の説教により、
長野教会は主日礼拝として、
松本教会は通信礼拝として 両教会守られました。

昨日の大雪が残る中でしたが、松本教会では信徒の皆様が雪かきを手伝ってくださり、感謝いたします。
礼拝では長野教会役員就任式が行われました。
新しい役員会として働きを担ってくださる4名の方々の上に、神様の祝福と導きが豊かにありますように。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※動画は長野教会での礼拝となります。

**本日の使徒書・福音書**

申命記30章15-20節〈旧p329〉
コリントの信徒への手紙 一 3章1-9節〈新p302〉
マタイによる福音書5章21-37節〈新p7〉


説教「和解と信頼に満ちた関わりへ」

*祈り*

和解と信頼へと導かれる主なる神様。
この世における私たちの人間関係は、破れに満ちています。
しかし私たちは決して誰かと傷つけあうことや、誰かとの関係に破れを抱えることを、望んではいません。理解し合おうとしてもどうしてもすれ違ってしまうこと、相手と自分の気持ちがすれ違い、お互いに気持ちを受け取りあうことが難しい時があります。
主よ、そのような私たちの罪を、あなたは十字架のキリストにおいて赦し、あがなってくださいました。今なおその罪の中にある私たちを、それでも和解へと押し出されるために、あなたは自らその痛みを背負うことで、わたしたちの苦しみに寄り添ってくださいました。
そして、私たちがそれでもすれ違う誰かとの和解へと踏み出していけるようにと、共に立ち、その背中を押し出してくださっています。
わたしたちのこれまでの歩みの中で、私たち自身の罪を顧み、悔い改めます。
どうか私たちが仲違いをしてしまった一人でも多くの人々との和解が与えられますように。
あなたの天の国が与えられるその時まで、誰かとの関係が回復へと向かう、そのような関わりへと私たちを押し出してください。
そしてそのような私たちの姿を通して、また他の誰かにおいても和解と信頼の回復が起こり、天の国における交わりが、より一層広がっていきますように。

トルコ南部で起きた大地震によって、苦難の中にある人々のために祈ります。
今なお救助活動が続けられる中にあって、愛する人との別れや、厳しい寒さの中にあって避難生活を続けている人々に、あなたが慰めと助けをお与えください。
一日も早く温かな食事と寝床が与えられ、一人ひとりのうちから不安が取り除かれますように。
また、現地では2万人以上もの人々の命が天に召されたと聞きます。どうかあなたの御許に召された一人ひとりの魂を、御手のうちに包み込み、痛みも苦しみもない御国へと迎え入れ、平安で満たしてください。
どうか主よ、天の国がこの世に来るその日まで、私たちと共にあって支え、御心のうちに絶えず導いてくださいますように。