2023年10月24日火曜日

聖霊降臨後第21主日礼拝。

本日10月22日は聖霊降臨後第21主日の礼拝でした。

松本教会は通信礼拝として、
長野教会は主日礼拝として、
両教会10時半より守られました。

急に朝晩が冷え込み、乾燥からか、牧師もノドをやられました。
この時期は油断なりませんね。
特に今年は冷え込むのが例年より早いような気がしています。
暖房と御言葉によって、心も体も温かく保ちつつ過ごしたいものです。


*今週の祈り*

赦しと憐れみの主なる神様。
あなたはイエス・キリストを通して、果てしない赦しと憐れみをお示しになられます。
あなたへの篤い信仰によって、かえって躓きになる現実があることを、今日の御言葉を通して示されました。
そのうちにあって、最も大事なことは、私たちの心がいつもあなたから離れることがないようにするということを教えられました。
私たちは目に見えるものに心が引きずられる弱さを抱えていることを、あなたはご存じでした。
しかしそれでも、あなたを強く信じるあまりに、他の宗教に触れる時、その目に見える振る舞いによって揺さぶられたり、流されているように感じることがあるかもしれません。
しかし主よ、あなたは私たちの心を見通しておられます。
私たちが他の宗教の場に立たされたとしても、その場において相応しい振る舞いをし、そこにいる人々の信仰と思いを妨げることなく、むしろ寄り添うことによって、キリストが教えられた寄り添いと愛に立っていくことができますように。
そして私たちの心は、あなたにこそ向けつづけていくことができるように、どうかあなたが私たちの信仰を支えてください。
多くの宗教が、他の宗教の教えは正しくないと批判し、宗教と他の宗教が争いあうことが長く続いてきました。
しかし主よ、どの宗教においても、誰かを救うために存在するということに心を寄せます。
私たちの人生の中におこるあらゆる苦しみに対して、それぞれに答えと、慰めと、それでもこの世を歩んでいくための支えを与えるものこそ、それぞれの宗教が表す神様の姿であることを思います。
主よ、あなたはご自分が私たちと同じ人間となり、同じ苦しみを背負って生き抜いてくださったことに、その慰めと支えを受け取ります。
そして復活によって、私たちのいのちが永遠の命へとつなげられていく福音を与えてくださいました。
その福音は、何によっても揺らぐことはありません。
あなたが示してくださったその救いの福音を、他者を否定し非難するためのものとしてではなく、救いを分かち合い、慰めと喜びに満たされて生きるためのものとして、保っていくことができますように、私たちの信仰を整えてください。


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*説教動画は長野・松本教会Youtubeチャンネルよりご視聴できます。*