食堂の裏に黙想館と名付けられた広場と建物があり、そこからは美しい富士山が見えました。
すがすがしい朝富士 |
一日目、ルター研究所・江口再起所長と石居基夫先生からの基調講演からセミナーが始まりました。
宗教改革501年目を踏み出した私たちは、二つの問いを持つことだと思います。
宗教改革500年とは何だったのか。そしてこれからどのように歩んでいくのか、です。
充実のスケジュール |
研究発表では、ルターの言う信仰義認における信仰とは、行為義認における行為がそのまま”私たちの信仰”に差し替えられただけであるのか?という問いを丁寧に検証された発題「ルターの信仰を問う」や、
ルターにおける讃美歌から現在の日本の讃美歌を教派を越えてまとめられた「Why Lutherans sing what they sing -ルーテル教会における賛美のことば-」など、興味深い研究発表が目白押しでした。
先生方の発表レジュメ |
また、今回は2017年度神学校を卒業したメンバーの卒論発表の場もいただきました。
同期の多田牧師とともに発表しました。
この120余年にJELCで使用された 歴代礼拝式文についてまとめました |
卒業論文では日本福音ルーテル教会の歴代の式文を、その合同の歴史と共にたどり、その内容を比較するという研究をしました。
正直なところ、こうして改めて発表の場を与えられたことで、(自分で書いた論文ですが)自分の中でも研究内容の理解と整理が進んだことは思いもよらない恵みでした。
沢山の刺激を受けてセミナーを終えることが出来ました。