2020年1月29日水曜日

今週の黙想文:ヨハネ4章35節

目を上げて畑を見るがよい。色づいて刈り入れを待っている。
──ヨハネ福音書4章35節

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松本教会は昨年宣教60周年を迎え、記念式典の中では宣教初期に様々な人々とのつながりの中で教会が立てられていったということを思い起こしました。
全国の教会も同様に、その時々に多くの人々が根気強く蒔いた福音の種が実って、今の教会の姿に繋がっているのだと思います。
サマリアの女性はキリストに出会ってすぐ、人々に救い主の到来を告げに行きました。
彼女の行動を見たキリストは弟子たちにその喜びを分かち合わずにはいられなかったのです。
私たちは今、先人たちが蒔いた種、福音の恵みに与っています。
「わたしの食べ物とは、わたしをお遣わしになった方の御心を行い、その業を成し遂げることである。」とキリストが言われた通りに、私たちも喜びに満ちて、これから先の人々がキリストに出会うための種まきを受け継いでまいりたいものです。


(20200226週報記載)