2020年8月16日日曜日

聖霊降臨後第11主日礼拝。20200816

本日8月16日は聖霊降臨後第11主日の礼拝でした。
長野教会では信徒礼拝として、松本教会では主日礼拝として守られました。

本日も快晴でしたが、ここ連日、日中は35℃を容易に超える気温を記録しています。
礼拝中は冷房を付けつつ窓を全開にして3密を避けるようにと対策を取っていますが、どうにも暑いです。コロナウイルスだけでなく、この暑さが早く過ぎ越すのを祈るばかりです。
体調を崩しがちな季節の変わり目、新型コロナウイルスだけでなく、熱中症にも気を付けてお過ごしください。

「本日の礼拝全体の録音は
(クリックすると再生されます)
※松本教会の主日礼拝の音声となります。
※「ファイルのウィルススキャンを実行できません」と表示されたら、「このまま再生」を押すと再生できます。


**本日の使徒書・福音書朗読**
イザヤ書56章1&6-8節〈旧p1153〉
ローマの信徒への手紙11章1~2a&29-32節〈新p289〉


マタイによる福音書15章21-28節〈新p30〉



*本日の主日説教「謙虚に食らいつく」(礼拝中録音)*



*祈り*

癒しと慰めに満ちたもう神様。
私たちは昨日、終戦75年目を迎えました。しかし同時に、この75年の間で、世界中で116回もの戦争が起こっていたことが報道されていました。
私たちの罪は根強く人と人との間に隔たりを生み、誰かを傷つけることをやめることができません。主イエス・キリストがそうであったように、異邦人とユダヤ人との間にあった深い敵意の壁を取り除くことは、大変難しいことです。しかしあなたは果てしない愛によって、その両者を愛し、互いに配慮し、祈りを聞き届けてくださいました。

私たちの現実の中には、様々な隔ての壁があります。
また今も様々な恐怖と不安によって、他の誰かを責め立て、傷つけ、断絶していく壁が打ち立てられています。
主よ、どうかあなたへの信仰のゆえに、そのような壁を打ち壊し、私たちが共に祈り、あなたの御名によって一つとされる、そのような救いの道を示してください。
あなたがわたしたちにそうしてくださったように、私たちがあなたの愛に満たされ、目の前にいる相手を謙虚に受け止めていくことができますように。
終戦の日をおぼえるとき、私たちはキリストの平和を胸に刻みつつ、人々の間にそれを成し遂げていくための思いと働きを新たにいたします。
あらゆる試練の中にあってなおわたしたちを力づけ、励ましてくださいますように。