2020年9月20日日曜日

聖霊降臨後第16主日礼拝・敬老祝賀会

本日9月20日は聖霊降臨後第16主日の礼拝でした。
長野教会では信徒礼拝として、松本教会では主日礼拝として守られました。





また、転入式が行われました。松本教会にまた一人、新しい姉妹が迎え入れられました。
心より歓迎いたします。
信仰生活が松本教会においていっそう恵み深く祝福されますように。

毎年9月の3週目は松本教会では敬老祝賀会を行っています。
例年、食事の時を持ちつつの会でしたが、感染対策の面からおひとりおひとりからのメッセージとプレゼントのみとなりました。
それでも、今日までの道のりと、昨年からの1年間が神様によって守られたことの感謝を皆さん述べられていました。
どうぞ主の導きのうちに、長生きされてください。


**本日の礼拝全体の録音**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の主日礼拝の音声となります。


**本日の使徒書・福音書朗読**
ヨナ書 3章10節-4章11節〈旧p1447〉
フィリピの信徒への手紙 1章21-30節〈新p362〉



マタイによる福音書 20章1-16節〈新p38〉



*本日の主日説教「恵みの1デナリオン」(礼拝中録音)*



*祈り*

恵みに満ちたもう主なる神様。
私たちの世界には未だ差別がはびこっています。人が人を自らと同じように尊ぶことが出来ず、自分の思いにばかり囚われてしまっています。それは、あなたがすべての人々にいのちを与え、あなたが恵みと導きをもって一人ひとりを今日まで生かしてくださっていたことを忘れてしまうからです。
愛に満ちたもう主よ、あなたを見失っている人々、それゆえに自分以外を愛することが出来ず、他人も、自分さえも傷つけてしまうような人々がいます。どうかそのような人々に、あなたが絶えず呼びかけてください。あらゆる聖書のみ言葉が、あなたからの救いへの招きであることに気づかせてください。
私たちひとりひとりに人生が、あなたによって今日ここまで守られてきたことを思い起こさせてください。私たちがこれまでに経験した痛みと悲しみは誰かの痛みを知るために、これまでに受けた喜びと恵みは誰かを励まし、分かち合うために与えられたものです。どうかあなたから受けたすべてのものを通して、私たちがあなたの御心に適って、愛に生きることが出来ますように。

新型コロナウイルスが猛威を振るい始めて半年が経ちました。交わりを絶たれ、様々な自由を制限される中にあっても、あなたの御名によって私たちは繋げられている兄弟姉妹であることを思い起こさせてください。それゆえに私たちを力づけ、誰かとの関わりを保ち続けるための愛を私たちにお与えくださいますように。
感染防止とその治療のために働いている医療従事者の方々、不安と不満から起こる心無い事件を防ぎ、治安を保つために働く人々、今日わたしたちが平和に過ごすために働いているすべての方々に感謝するとともに、どうか主よ、あなたが彼らを愛のゆえに力づけ、励まし、これからも報いてくださいますように。