2020年9月23日水曜日

今週の黙想文(Iペトロ5:7)

思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。
神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。
──ペトロの手紙 I 5章7節

† † †

神に任せること、つまり委ねるということは大変難しいことです。
何かを任せるということは、相手を信頼し、大きく誤っていない限りはあれこれと口を出さない、ということが求められるからです。
しかし私たちは心配になって様子を窺ったり、自分の思い通りに事が運ぶようにとあれこれと意見を挟んでしまうことはないでしょうか。
私たちの思い煩いは、私たち自身の努力ではどうにもならないものが多くあります。
神はそのことをご存知で、私たちの思いを丸ごと明け渡すことを求めておられます。
その「心にかけていてくださる」神の慈しみを信じ、依り頼みたいのです。
私たちがそれを心から信じ、全てお任せするとき、私たちは初めて重荷から解放され、神の正しさに生き始めるのです。

(20200920週報記載)

……今週の黙想とは……

日曜日だけではなく、平日においても聖書の言葉に触れる機会として用いていただければ幸いです。
引用されているみ言葉だけでなく、聖書を開き、その前後や他の箇所を開いてみましょう。
そして、そこに生きていた人々に思いを馳せ、そこにあなたも生きていて、語りかけられているという気持ちで読んでみましょう。
自分はみ言葉を聞いてどのように感じたかを大切にし、ゆったりと考えてみてください。

あなたの日々がみ言葉によって豊かにされますように。