2021年2月21日日曜日

四旬節第1主日礼拝。

本日21日は四旬節第1主日の礼拝でした。
松本教会では主日礼拝として、長野教会では信徒礼拝として守られました。
教会の暦では17日・灰の水曜日から四旬節の季節が始まりました。
悔い改めへとむかう私たちの心に、荒野のキリストが寄り添っていてくださいます。
み言葉に励まされ、導かれながら、十字架の福音に耳を済ませてまいりましょう。

礼拝後、MCCの一致礼拝と2020年度総会が行われました。
野口牧師は書記から世話人(議長)の役となりました。
松本の超教派のつながりの中で、共に祈りを合わせつつ、主の恵みにあふれた働きができますように。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
創世記9章8-17節〈旧p11〉
ペトロの手紙 一 3章18-22節〈新p432〉
マルコによる福音書1章9-15節〈新p61〉

説教題「この世の荒れ野に生きる」

*祈り*

私たちの罪を赦したもう神様。
あなたはキリストの十字架によって、わたしたちの罪を赦し、復活によって永遠の命への道を開いてくださいました。
それは、私たちが罪から解放され、あなたがお造りになった本来の姿への導きであります。
私たちは常に誰かとの関わりのうちに生かされています。私たちがキリスト者として立たされることは、私たちが神様であるあなたとの関わりのうちに常に生かされているということを知ることだからです。
私たちがキリスト者として地上に生きる歩みの中には、罪との戦いがあることをあなたはご存知です。私たちの罪のゆえに、望まないかたちで関係性の不和を引き起こし、誰かを傷を付けてしまうことがあります。
そのような私たちを、聖霊によって悔い改めへと導いてください。
赦しをもって相手を理解する努力と、再びその関係を修復するために必要な言葉を、私たちに与えてください。
そして祈りを通して、私たちに再び関わりあうための勇気をお与えくださいますように。

私たちの日々の中には多くの試練があります。それは、私たちの関係性のみならず、私たちに命の危険を及ぼすものです。
先々週に起こった東日本大震災の余震は、今も断続的に続いています。そのたびに怖れと不安に満たされる人々がいます。
苦難の主よ、どうか今拭い去ることのできない不安の中にある人々に寄り添い支えてください。そしてその不安のゆえに他の誰かを傷つけてしまうことがないように守ってください。
あなたのみ言葉を聞くすべての人が、今目の前にある苦難を超えて、必ずあなたが福音を備えてくださると信じて、今日を過ごすことが出来ますように。