2021年2月14日日曜日

主の変容主日礼拝 20210214

本日14日は主の変容主日の礼拝でした。
松本教会では通信礼拝として、長野教会では主日礼拝として守られました。
松本教会から奏楽と聖書朗読音声を、長野教会から司式音声を相互に送りあっての祈りの時です。本日も最後まで無事に二つの教会での同時礼拝が守られました。


長野県内の新型コロナウイルス警戒レベルも無事全県レベル2まで下がり、ホッとしています。
それに伴い、礼拝のライブ配信を終了しました。
礼拝の動画は礼拝後にアップされますので、そちらをご覧ください。
再び警戒レベルが上がることがあれば、ライブ配信を再開いたします。


**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の讃美歌**
295(1,3)、313、395(1,2)、402(1,2)

**本日の使徒書・福音書**
列王記下 2章1-12節〈旧p577〉
コリントの信徒への手紙 二 4章3-6節〈新p329〉
マルコによる福音書9章2-9節〈新p78〉

説教題「救いは幻なんかじゃない」

*祈り*

復活の主なる神様。
あなたは主の変容の出来事を通して、私たちに救いの希望を示してくださいました。
私たちの歩む道のりがどれだけ苦難の中にあろうとも、先んじてその先にある救いを私たちに示してくださっています。
そして栄光の主がその幻のうちに留まるのではなく、あらゆる罪と悩み苦しみの現実に生きる私たちと共に歩んでくださるために、この地上に戻ってこられたという福音を、この十字架を通して受け取ります。
主よ、どうか私たちの耳を開き、あなたのみ言葉のすべてを素直に受け止めることが出来ますように。
あなたが確かに私たちと共に生き、私たちの心に寄り添い語り掛けてくださるお方であることを信じます。
私たちに注がれたあなたの愛のゆえに、私たちを隣人に対する愛の奉仕へと召し出してください。
新型コロナウイルスの状況が徐々に落ち着きを取り戻してきました。今日までのあなたの守りに感謝いたします。
しかしその他にも、私たちの耳には様々なうめきが聞こえてきます。
昨晩の大きな地震によって避難を余儀なくされた人々や、大変な状況の中にある人がいます。10年前の東日本大震災を思い起こし、多くの方が不安の中にあります。
また、差別や暴力がはびこり、心も体も傷つけられている人がいます。
主よ、どうかあなたがその一人ひとりの苦しみに深く耳を傾けてくださっているという福音を響かせてください。
厳しい苦難の時が続くからこそ、私たちが支え合い、助け合うことが出来ますように。
心からの交わりを深め、配慮と傾聴をもって関わりあう、そのような関係へと導いてください。
四旬節が始まります。どうか私たちを絶えず悔い改めへと導いてください。
あなたのみ言葉に耳を澄ませ、あなたの福音が幻などではない確かな現実の中にあることを信じます。私たちの日々が、慰めと平安に満たされて過ごすことが出来ますように。