2021年2月28日日曜日

四旬節第2主日礼拝。20210228

本日28日は四旬節第2主日の礼拝でした。
松本教会では通信礼拝として、長野教会では主日礼拝として守られました。



長野教会で以前松本教会の信徒の方からいただいた茨の冠を、礼拝堂の十字架に飾りました。
四旬節の間、キリストの受難をおぼえつつ過ごせますように。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
創世記17章1-7,15-16節〈旧p21〉
ローマの信徒への手紙4章13-25節〈新p278〉
マルコによる福音書8章31-38節〈新p77〉

説教題「今はない和解のために」

*祈り*

和解の主なる神様。
あなたの御子イエス・キリストは自らの名誉と成果のためではなく、あなたが成し遂げられる和解の奇跡のために、すべてを委ねられました。
私たちはどうしても自分の働きには報いを求めてしまいますが、どうかその働きのすべてをあなたに捧げる者としてください。
そしてそれゆえに、あなたが私たちの働きを用いてくださったことを知らされる時には、全き恵みとしてそれが与えられ、喜びに満たされますように。
私たちの日々がつねにみ言葉と共にあり、悔い改めの心をもってあなたの戒めを聞き入れることが出来ますように。

主よ、新型コロナウイルスのワクチンが全世界で広まり始めています。
一人でも多くの人が病に苦しみ悩まされることないように、導いてください。副作用があり、そこに恐れを持つ人々がいます。その人々の恐れを取り除いてください。
いたずらに恐怖をあおることなく、皆がこの苦難を乗り越えるために必要な知識と選択とを選び取ることが出来ますように。
今なお病の中にある方々のために祈ります。
どうかあなたが病の中にあって苦しむ一人ひとりに御手をのばし、癒しをお与えください。
苦しみのなかにあるとき、私たちは余裕を失い、自分のことしか考えられず、誰かを傷つけてしまうこともあります。
どうか感謝と謙遜をもって関わりあうことが出来るようにあなたが導いてください。
厳しい状況の中治療にあたっている医療従事者の方がおられます。死に直面し、自らを責め、その働きを担えなくなる人もいます。
どうかその人の傷ついた心に十字架の痛みをもってあなたが寄り添い癒してくださいますように。あなたが赦しをお与えくださったように、私たちのうちに赦しの心を満たしてください。
自分自身を赦し、そして誰かを赦せる心をもって、私たち一人ひとりのうちに、和解の道を開いてください。
この祈りを尊き主イエスキリストの御名を通して御前にお捧げいたします。