2021年3月14日日曜日

四旬節第4主日礼拝。20210314

本日3月14日は四旬節第4主日の礼拝でした。
松本教会では通信礼拝として、長野教会では主日礼拝として守られました。


10年を数える東日本大震災、長野県北部地震を思い起こし、祈りに覚えます。
目に見える復興が進む中でも、今も苦しい生活を送り、不安と痛みの中にある人々がおられます。
そこに生きるお一人お一人が、いのちの希望を失うことなく歩めますように。
亡くなられた方々の魂が永遠の平安のうちにありますように。
すべての人の痛みを担われたキリストが共におられて、慰めに満たしてください。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
民数記21章4-9節〈旧p249〉
エフェソの信徒への手紙2章1-10節〈新p353〉
ヨハネによる福音書3章14-21節〈新p167〉

説教題「愛を仰ぎ見る」

*祈り*

いのちの与え主なる神様。
東日本大震災と、県北部地震から10年が経ちました。
区切りの年を迎えてなお、被害を受けた人々の心が癒されることは難しく、今なお痛みの中に留められている方が大勢います。
また、近年頻発するあらゆる自然災害や、未だにおさまることのない新型コロナウイルスにも不安をおぼえながら私たちは過ごしています。
主よ、あなたは十字架の主を通して、その一人ひとりの痛みと苦しみに寄り添われました。
10年を経てなお癒されることのない人々の心に、あなたの慰めが届きますように。
あなたは愛のゆえに、私たちが誰一人滅びることを望まれません。そしていつでもあなたは私たちに十分な恵みを与えてくださっています。
どうかいつでも私たちが感謝をもってすべてのことを受け取り、日々の中に起こる出来事を通して気づきが与えられますように。
悔い改めをもってあなたからの語り掛けを聞きいれ、私たちが自分と隣人の命を大切にし、互いに愛し合い、祈りをもって支えあう関係へと生かしてください。
私たちの日々が時に闇に覆われ、進むべき道も、あなたの御声が聞こえなくなる時もあります。どうかその時には、十字架の光を通して私たちを照らし出してください。
私たちの犯した罪を明らかにし、悔い改めへの道を示してください。
私たちの日々の歩みと行いの中にいつもあなたの御言葉が響きわたり、あなたと共に歩むいのちへと導いてくださいますように。
今日ここに集うことのできなかった方々、遠くで祈りを合わせておられるすべての人々の上に、あなたが豊かな恵みを与え、明日からの歩みを導いてください。
わたしたちのいのちの全てを、あなたのみ旨に委ねます。