2021年7月4日日曜日

聖霊降臨後第6主日礼拝。20210704

本日7月4日は、聖霊降臨後第6主日の礼拝でした。
松本教会では主日礼拝として、長野教会は信徒礼拝として行われました。
いよいよ梅雨も明けつつあり、夏の足音が聞こえてくる蒸し暑さでした。
熱中症にお気を付けください。

今日のみ言葉から、神様が私たちを決して一人では送り出されないことをおぼえ、私たち一人一人を必要な学びと救いとに導いてくださることを聞きました。


礼拝後、松本教会では式文の学びも行いました。
一通り新式文の典礼歌も歌い終わり、歌いなれてきた方も増えてきたように感じています。


**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
エゼキエル書2章1-5節〈旧p1297〉
コリントの信徒への手紙二 12章2-10節〈新p339〉
マルコによる福音書6章1-13節〈新p71〉

説教「一人じゃないから乗り越えられる」

*祈り*

救いの源である神様。
あなたはキリストを通して私たちに福音を届けてくださいました。
しかし、世にはあらゆるつまづきに阻まれ、あなたを求めることをせず、自らの力にのみより頼む人々が多くいます。
そのような人々によって拒まれ、ついには十字架へと向かわれたあなたの憐れみと赦しを、私たちは聞きます。
私たちの生きる日々に起こるあらゆる悩み苦しみから、あなたは私たちを導き出してくださいます。
神様の導きと恵みとによって、私たち一人一人に必要な学びと気づきを与えてくださいます。
あなたが私たちと出会われた日を私たちの信仰の基としてください。
私たちが信仰をもってあなたと深い関わりを保つことができるように、またあなたによって救われ、信仰者として立たされた兄弟姉妹とのかかわりをも、愛に満たされて保つことができますように。

主よ、今なお続く新型コロナウイルスと、不安とストレスから生まれる多くの悲しい事件から、一人でも多くの人々を救い出してください。
それだけではなく、長く続く大雨によって、静岡県、千葉県、滋賀県、鹿児島県でそれぞれ土砂災害があったと聞いています。
特に熱海市と逗子市では、建物や多くの人々に大きな被害が出ています。行方不明になってしまった方もおられます。
どうか主よ、このような大きな災害の中にあって、誰かに責任を追求し裁き合うのではなく、一人でも多くの命が助かるために、互いに支えあう心をお与えください。
避難しておられる方々の不安に寄り添い、悲しみの中にある人々に慰めをお与えください。
そしてそのような人々の平安のために、私たちも祈り続けることができますように。

いつ、私たちがこのような避けえぬ自然災害に出遭うかわかりません。
一人一人がそのための備えに心を配ることができ、いつもあなたを支えとして日々を過ごすことができますように。
私たちを愛に満たし、祈りあい、励ましあい、関わりあう者として立たせてください。