2021年7月18日日曜日

聖霊降臨後第8主日礼拝。20210718

本日7月18日は、聖霊降臨後第8主日の礼拝でした。
松本教会では主日礼拝として、長野教会は信徒礼拝として行われました。


派遣された弟子たちの帰還を告げる御言葉から、私たちが順境の中にある時にも祈りの時を持つことの大切さを分かち合いました。


**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
エレミヤ書23章1-6節〈旧p1218〉
エフェソの信徒への手紙2章11-22節〈新p354〉
マルコによる福音書6章30-34,53-56節〈新p72〉

説教「心が帰ってこれる場所」

*祈り*

私たちの主なる神様。
あなたは愛にあふれたお方です。
私たちがあなたを忘れてしまうこと、私たちが罪に陥り、誰かを愛する心が失われてしまうことを望まれません。
キリストを通して語られたすべての御言葉を、私たちが心に留めることが出来ますように。
私たちが担っている働きにおいて、まず祈りによって立たされて、感謝と謙遜をもって、あなたから頂いた賜物を用いることが出来ますように。
そしてどうか私たちが、自らの力により頼むことなく、あなたへの信仰と愛に立たされて日々を過ごすことが出来ますように。

私たちの関わりの中に、誰かが救われ、喜びに満たされることは、嬉しいことです。
その喜びを自分の名誉とするのではなく、あなたにこそ帰することができますように。
私たちがあなたによって命を与えられ、日々の中へと送り出され、誰かとのよき交わりを与えられていること、今日まで歩みを続けることが出来ていること、そのすべてがあなたの導きの中にあります。
その恵みの一つひとつを私たちが祈りにおぼえ、あなたと共にこれからの日々をも歩ませてください。

毎年が異常気象だと呼ばれる時代になりました。
いつどのような苦難に襲われるかわからない時代の中にあって、どうか主よ、私たちをお守りください。
あらゆる危機に遭う中にあっても、あなたがキリストを通して私たちに与えてくださった愛と和解の心を失うことがありませんように。
熱海市の大規模な土砂災害が起きてから2週間が経ちました。
13名の方があなたの御許に召され、今も15名の方が行方が分からないままです。
多くの人々が懸命に捜索と復旧作業にあたっています。
住み慣れた我が家に帰ることが出来ない人々が何百人もいます。
どうかそのお一人お一人に、あなたが深い憐れみをもって寄り添ってください。
不安の中にある人々の心から明日への希望が失われることがありませんように。
どうか今日よりも明日、明日よりも明後日が、あなたの与えてくださる恵みに満ちて、一人でも多くの人の心が癒された日となりますように。