2021年8月8日日曜日

聖霊降臨後第11主日礼拝。20210808

本日8月8日は、聖霊降臨後第11主日の礼拝でした。
松本教会では通臨礼拝として、長野教会は主日礼拝として行われました。



松本教会とSkypeでつなぎ、松本教会のオルガンの奏楽に合わせて長野教会から牧師が司式をする礼拝が守られました。
松本教会には礼拝動画の風景がプロジェクターで映し出されています。
通信礼拝により、2教会が同時に祈りを守ることができています。

長野でも新型コロナウイルスの陽性者数が急激に増えています。
この記事をご覧の方も体調にはお気を付け下さい。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
列王記上19章4-8節〈旧p565〉
エフェソの信徒への手紙4章25節-5章2節〈新p357〉
ヨハネによる福音書6章35,41-51節〈新p175〉

説教「永遠のいのちに生かす、」

*祈り*

命の源である主なる神様。
「罪の報酬は死です」とパウロは言いました。
その通り、私たちは今日のパンを食べなければ死に至ってしまう弱い存在です。
しかしあなたはキリストを通して私たちを憐れみ、罪と死によって悲しむことがないように、永遠のいのちの約束を私たちにお与えになりました。
それは、あなたの全き恵みと慈しみによるものです。
私たちが今日のいのちを生きることに固執することなく、自分の力により頼んで生きることがないように悔い改めさせてください。
そして私たちが今日こうして御言葉に聴く機会が与えられていることが、あなたの恵みと導きによるものであることを、心から受け止めることが出来ますように。
あなたの御心は神秘に満ち、あなたの御経綸は私たちの想像をはるかに超えています。
目の前の出来事に捉われ、あなたへの信仰が迷うことの多い私たちをどうか赦してください。
キリストの御言葉をもって絶えず導いてくださり、あなたが私たちの地上の歩みの最期にお与えになる永遠のいのちにこそ、心を向けることができますように。

先週とは比較にならない速度で、新型コロナウイルスの陽性者数が全国で増加しています。
病床が足りずに自宅を病の床とされている人々もいます。
苦しみの淵に立たされ、今にも命が失われそうになっている人々がいます。
主よ、どうか一人ひとりに慰めをもって寄り添ってください。
私たちが互いに配慮しあい、助け合う存在として神様に造られたことを思い起こさせてください。
病の中にある人々を癒し、天に召されたいのちを救い上げてください。
あまりにも長い忍耐の時にあってなお、この苦難の時をあなたと共に乗り越えることが出来るよう、私たち一人ひとりの心を支えてください。