2021年8月1日日曜日

8月1日・平和主日の礼拝。 20210801

本日8月1日は、平和主日の礼拝でした。
松本教会では主日礼拝として、長野教会は家庭礼拝として行われました。

初めて聖書が訳されたとき「愛」が「御大切」と訳されたことをおぼえ、キリストが与えてくださる平和への道を、御言葉から聞きました。

集会室と礼拝堂の二室で分散しつつ、共に礼拝が守られたことを感謝いたします。
長野でも新型コロナウイルスの陽性者数が急激に増えています。
この記事をご覧の方もお体にはお気を付け下さい。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
ミカ書4章1-5節〈旧p1452〉
エフェソの信徒への手紙2章13-18節〈新p354〉
ヨハネによる福音書15章9-12節〈新p198〉

説教「御大切に」

*祈り*

平和の主なる神様。
人の歴史は、争いの歴史とも言われます。
自分の正しさをもって相手の正しさをねじ伏せる、そのような戦いが歴史上繰り返されてきました。
その中で、多くの人々の命が失われ、悲しみにくれる人々がいました。
そして今もなお私たちのうちにある罪は争いを引き起こし、私たちの間にある人間関係を壊していきます。
主よ、だからこそあなたはイエス・キリストを私たちのもとへと遣わされました。
キリストの十字架によって敵意の壁を打ち砕き、愛をもって関わりあうことができる信仰を私たちにお与えになります。
どうか主よ、私たち一人ひとりが、あなたの御言葉に耳を傾けることが出来ますように。

オリンピックが開催され、活気だつ一方で、全国ではこれまでにないほど新型コロナウイルスの陽性者数が増えています。
ここ長野でも急激に増えつつあり、様々な思いを抱えて過ごしています。
誰しも心から平和を失ってしまう今日の現実の中にあって、御言葉を聞く私たちの心がいつでもあなたの愛に立ち返ることが出来ますように。
配慮と、尊重と、赦しをもって関わり合い、お互いを大切にする、そのようなまことの平和を、御言葉を聞く私たち一人ひとりを通してあなたが成し遂げてください。
そしてその愛に生きることのできない、疲れ果て、余裕をなくし、悩み苦しみの中にある人々のために、祈ることが出来ますように。
今日、苦難の中にある人、病の中に苦しんでいる人、明日の生活もままならない人、そして不慮の事故から命を失ってしまう人々がいます。
大変な中で懸命にこの状況を乗り越えようと働いている人々がいます。
その一人ひとりの魂にあなたが寄り添ってくださり、愛をもって包み込んでください。
私たちの隣人にそのような人がいたとしたら、支えあい、助け合うことができますように。
愛の源であるあなたの御言葉に立たされて、信仰を保ち、日々を過ごすことが出来ますように。