2021年9月12日日曜日

聖霊降臨後第16主日礼拝。 20210912

本日9月12日は、聖霊降臨後第16主日の礼拝でした。
松本教会では通信礼拝として、長野教会は主日礼拝として行われました。


ライブ配信にてご参加いただいた方々にも感謝いたします。
skypeで松本教会とつなぎ、奏楽・聖書朗読などは松本教会から音声が届いています。

設定を見直し、動画がコマ落ちにならないようにしました。

コロナ禍において、不安と恐怖、多くの苦しみの中にある人々にキリストが寄り添ってくださり、慰めが与えられますよう祈ります。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
イザヤ書50章4-9a節〈旧p1145〉
ヤコブの手紙3章1-12節〈新p424〉
マルコによる福音書8章27-38節〈新p77〉

説教「苦難を苦難で終わらせない」

*祈り*

救いの導き手なる神様。
弟子たちがそうであったように、あなたは私たちの不信仰と無理解をよくご存じです。
私たちがあなたを正しく捉えようとしても、私たちの罪はあなたの御心を歪め、ついには悪魔の誘惑にも負けてしまうことがあります。
罪の中に沈む私たちを、御言葉によって救い出し、あなたの御心をいつも尋ね求めることが出来るようにしてください。
あなたの姿を見つけることのできない現実を目の当たりにしているときにも、キリストの十字架の先に与えられた復活の出来事を通して私たちの信仰を強くし、私たちのうちから救いの希望が揺らぐことのないようにしてください。
明日のことも見通すことのできない私たちの手をあなたが取ってくださり、何が起ころうともあなたが共におられて、必ず救いへと導いてくださっていると信じて歩むことが出来ますように。
長く続くコロナ禍の中、私たちは迷いの中にあります。
多くの人々が自分のことしか考えず、また積み重なるストレスや悩みの中で、誰かを傷つけてしまったり、あるいは自分自身を責める人々が相次いでいます。
誰かを非難することで自分の価値を見出そうとする人々もいます。
主よ、私たちが愛し合うために造られたことを思い起こさせてください。
怒りや憎しみ、傷つけあうことによって関わろうとすることのないようにしてください。
一人ひとりが罪に向き合い、あなたによって互いにその罪を赦されている者としての関わりができるように、悔い改めの心を私たちの中に保ってください。
今日、この礼拝堂で祈る私たちと共に、それぞれの場所で祈りを合わせておられる方々のためにも、あなたが顧みてください。
病の中にある人、不安と孤独の中にある人、忙しさの中にある人、様々な理由から来たくても来ることのできない人がおられます。
どうか一人ひとりの祈りをこの祈りに合わせ、聞き届けてくださいますように。