2021年9月19日日曜日

聖霊降臨後第17主日礼拝。20210919

本日9月19日は、聖霊降臨後第17主日の礼拝でした。
松本教会では主日礼拝として、長野教会は信徒礼拝として行われました。


ライブ配信にてご参加いただいた方々にも感謝いたします。

本日松本教会では敬老祝賀会が行われました。 出席された8名の方々にプレゼントをお贈りし、また出席できなかった方々のために、皆さまからお手紙を書きました。
一人ひとりが神様によって愛され、生かされて今日を迎えることが出来たことを感謝しつつ、これからの歩みをも神様と共にあって励まされるようにと祈ります。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
エレミヤ書11章18-20節〈旧p1198〉
ヤコブの手紙3章13節-4章3,7-8a節〈新p424〉
マルコによる福音書9章30-37節〈新p79〉

説教「無力の中に佇むキリスト」

*祈り*

慰めと愛に満ちたもう主なる神様。
あなたは一人、十字架への道を歩まれました。
あなたはご自分の十字架の死が全ての人々によって引き起こされることを見つめておられました。
それはキリストに救いを期待しながらも、神様のみ心を理解しようとしなかった人々によって引き起こされました。
あなたは圧倒的な力によって救いを勝ち取るのではなく、むしろ無力さのなかに寄り添われることによって、誰一人見捨てられることのない世界へと私たちを導かれます。
私たち一人ひとりが自分の中にある無力さと弱さを見つめ、受け入れることによって、相手の弱さを認め合い、全ての人に仕えることが出来るようにしてください。
誰一人見捨てることのない関係性に私たちを生かしてください。

特にこのコロナ禍の中で、私たちは自分のことで精いっぱいになることがあります。
余裕をなくし、一言の失言が徹底的に非難にさらされる時代です。
どうか主よ、このような大変な時だからこそ、私たちに互いに弱さを認め合う心を教えてください。
弱さの中にある人、苦しむ人の姿の中に、十字架によって寄り添っておられるキリストを見出し、私たちもまた愛と配慮をもって、関わりあうことが出来ますように。
裁きあうのではなく支えあい、赦しあう関係に生かしてください。
様々な理由から今日この礼拝に集うことのできなかった方々に、心を注ぐことが出来ますように。
病の中にある人、不安の中にある人、人とのつながりが失われ、孤独の中にある人のために、祈ります。
どうか主よ、私たちがそのような人々のために心を配ることができますように。
また私たち一人ひとりがどのようなときにも誰かによって支えられ、育まれて、今日を迎えることが出来たことをおぼえ、感謝します。
私たちひとりひとりができることはわずかですが、どうぞあなたの御心に適った働きが出来ますように、清めて用いてください。
わたしたちの生涯の全てをあなたの御心に委ねます。