2021年10月3日日曜日

聖霊降臨後第19主日礼拝。20211003

本日10月3日は、聖霊降臨後第19主日の礼拝でした。
松本教会では主日礼拝として、長野教会は信徒礼拝として行われました。

ライブ配信にてご参加いただいた方々にも感謝いたします。


台風一過で大変いい天気に恵まれた主日でした。
ただ10月に入るというのに夏日のように暑い日になりました。
寒暖の差も大きい季節です。皆様体調には気をつけて過ごされてください。


**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
創世記2章18-24節〈旧p3〉
ヘブライ人への手紙1章1-4節,2章5-13節〈新p401〉
マルコによる福音書10章2-16節〈新p81〉

説教「全ての出会いは神の配剤」

*祈り*

いのちの造り主なる神様。
あなたは主イエス・キリストを通して、私たちの心をあなたへと悔い改めさせてくださいます。
弟子たちが誰が一番偉いのかと論じていたように、私たちは誰よりも上に立ちたがったり、誰かを自分の思い通りにしたいという願いに駆られます。
それはまさにあなたがアダムとイヴを楽園から追放されたあの時から続く罪を私たちもまた受け継いでいるからです。
どうか私たちがその罪から悔い改めることができますように。
あなたが愛をもって人を完全なものとするために「助ける人」を造られたように、私たちが常に誰かとの関わりの中に生かされていること、そしてそのかかわりの中でこそ、わたしは誰かに、誰かはわたしのために、互いに助け合う存在として引き合わされていることを思い起こさせてください。
あなたが私たちにお与えになる出会いの全ては、あなたの御心のうちにあると信じさせてください。

2000年の時を経てなお、罪は私たちの世界を覆い続けています。
人が人を支配し、男女間だけではなく、人と人との間で上下の格差は留まるところ知りません。
そのなかで、一方的な痛みの中に置かれている人々もいます。
あるいは誰かの上に立ち、誰かを支配することに慣れてしまっている人々がいます。
どうか主よ、そのような人々一人ひとりの命が、他の多くの人々と同じく尊ばれるべきであること、あなたによって命を与えられなければ誰一人今日を生きられないことを、思い起こさせてください。
そのような悔い改めを通して、関わりを持つ全ての人々に対して、感謝と謙遜、愛と赦しに満ちた関わりへと押し出してくださいますように。
いつも生きて働かれるあなたの御姿を、一番近くで関わりを持つ人のうちに見ることが出来ますように、私たちの信仰の目を開いてください。
私たちにあなたがお与えになる全てのことに感謝をし、尊き主、イエスキリストの御名を通してこの祈りを御前にお捧げいたします。