2022年4月3日日曜日

四旬節第5主日礼拝【礼拝動画】20220403

本日4月3日は、四旬節第5主日の礼拝でした。
10時半より、松本教会は主日礼拝として、長野教会は信徒礼拝として守られました。
それぞれの場所において祈りを合わせてくださった方々に感謝いたします。


今週は、松本教会の庭に植わっているあんずの樹に花が咲きました。
いよいよ春がやってきたという風情ですが、日曜日も冷え込み、まだまだ寒い日が続きそうです。
寒暖の差に気をつけつつお過ごしください。
このブログをご覧の皆さまの健康が守られますように。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
イザヤ書43章16-21節〈旧p1131〉
フィリピの信徒への手紙3章4b-14節〈新p364〉
ヨハネによる福音書12章1-8節〈新p191〉


説教「そこにキリストは立っているか」

*祈り*

関わりの中に生きておられる主なる神様。
あなたはイエス・キリストとしてこの世にお生まれになり、私たちの間で人として生きてくださいました。
その中で、私たちが神様の御心に適って歩むために、最も大切な愛の心を、お示しになりました。
どうか私たちの生きた歩みのすべてが、あなたの栄光を表すものとして用いてください。
そしてそのために、私たち一人ひとりが今日も生きて働かれるあなたの御手のうちにあって導かれていること、全てのことがあなたの愛のうちにあることを思い起こさせてください。
あなたを信じ、あなたに従って生きようとする私たちが、形だけの愛のわざに陥ることがありませんように。

主よ、マリアがあなたの足に香油を注ぎかけた時、その香りで部屋がいっぱいになったと聖書は語ります。
パウロもまた、私たちの信仰は神にささげられるかぐわしい香りであると証しています。
私たちがあなたと共に歩み、あなたの愛によって捧げられるその関わりによって、主の御心を表す香りを放つ者として、私たちを立たせてください。

県内では新型コロナウイルスの感染がぶり返してきています。
昨年、一昨年では考えられない陽性者数を記録する中で、その数字の向こう側に一人ひとりが病にかかり、苦しみと不便を強いられている人々がいることに、心を寄せることが出来ますように。
病の苦しみの中にある人々を、あなたがどうぞ癒してください。
あなたがそうされたように、私たち一人ひとりもまた、これ以上感染を広げることのないように、他者を省みながら日々を過ごしていくことが出来ますように。

世界中で暴力に訴える人々のニュースが相次いで報道されています。
あなたが願われたこの世界の在り方は、力によって誰かを屈服させる世界ではなく、愛によって誰かを支え、赦しによって包み込む世界であったことを、イエス・キリストの言葉から私たちは聞きます。
主よ、どうか私たち一人ひとりの手は小さくとも、あなたの御手の働きのために、用いてください。
今こうして祈りを捧げているように、全ての人々が手と手を合わせることができる愛に満ちた主の御国を、一日も早く来たらせてくださいますように。