2022年4月24日日曜日

復活節第2主日礼拝礼拝【礼拝動画】

本日4月24日は、復活節第2主日の礼拝でした。
長野教会は主日礼拝として、松本教会は通信礼拝として、10時半から守られました。
ライブ配信において祈りを合わせてくださった方々にも感謝いたします。

まだまだ寒暖差の激しい日が続きますね。
短かった桜の季節が終わり、昼は梅雨と初夏の足音が聞こえてきそうな天気でした。
思い煩うことの多い日々のなかにあってなお、復活のキリストが一人ひとりと共にあって、皆様の生活と信仰を支えてくださいますように。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
使徒言行録5章27-32節〈新p222〉
ヨハネの黙示録1章4-8節〈新p452〉
ヨハネによる福音書20章19-31節〈新p210〉


説教「99%の疑いと1%の希望」

*祈り*

大いなる赦しと愛に満ちたもう主なる神様。
わたしたちの信仰の旅路の中で、私たちが予想もつかない道へとあなたは導かれることがあります。
何があなたの御心で、何が悪魔の誘惑なのかと迷いを抱える時もあります。
そしてこの地上の命の歩みの中で、私たち自身が抱える罪のゆえに、あなたへの信仰が揺らいでしまうことが多くあることを、あなたはご存知です。

しかし主よ、あなたはキリストを通して、そのようなわたしたちの迷いすらも、あなたへの信仰を増し加えるための糧として用いてくださいます。
パウロも言う通り、「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」ということを私たちは信じます。
そしてその希望こそが、わたしたちをあなたと結びつける真の信仰の種であることをおぼえ、わたしたちが絶えずあなたの御心を探し求めるための力としてください。
私たちの目の前には、あなたの愛と赦しを見出すことが出来ないほどに乱れ切った世界が広がっているように見えます。
人と人とが傷つけあい、裁きあう罪の姿は、わたしたち一人ひとりの間においても、また世界中においても、同じように広がっています。
主よ、あなたは、力に対して、より大きな力をもってねじ伏せようとするのではなく、キリストの十字架を通して、むしろ弱さに寄り添う悔い改めを呼びかけられました。
私たちを支配する罪の力がいかに大きくとも、誰一人として、傷つけあうこと、仲違いをすることを望んでいる人はいません。
私たち一人ひとりが誰しも弱さを抱えていることを知らされ、それゆえに愛によって赦しあう関係へと導かれるよう、キリストを通して語られた悔い改めの御言葉を、これからも絶えず語り続けてください。
そのような現実の中にあって、わたしたち一人ひとりがあなたと共に「平和があるように」と祈りつづける者として、立つことができますように。