2022年5月1日日曜日

復活節第3主日礼拝礼拝【礼拝動画】20220501



本日5月1日は、復活節第3主日の礼拝でした。
長野教会は信徒礼拝として、松本教会は主日礼拝として、10時半から守られました。
ライブ配信において祈りを合わせてくださった方々にも感謝いたします。

生憎の雨で冷え込む日曜日となりましたが、礼拝が守れましたこと、うれしく思います。
県内での新型コロナウイルス感染者数も減少傾向にあり、すこし胸をなでおろしています。
草木も青々と生え出る季節にキリストが示された復活のいのちの芽吹きをおぼえつつ、みなさまも力づけられて日々を過ごせますように。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
使徒言行録9章1-6節〈新p229〉
ヨハネの黙示録5章11-14節〈新p458〉
ヨハネによる福音書21章1-19節〈新p211〉


説教「最も確かなもの」

*祈り*

愛の源である主なる神様。
あなたが十字架においてお示しになった愛は、人の最も弱いところに共に立ち、慰めをもって支えてくださるものです。
私たちはこの世の人との関わりの中で自分の力において立っていく強さを求められ、揺らがないこと、一つでも多くを成し遂げることを求められます。
しかし主よ、あなたに対してだけは、わたしたちが弱さと迷いを分かち合うことが出来ますように。
わたしたちの全てを知っておられ、わたしたちのすべてを認め、受け止めてくださるキリストにこそ、わたしたちの力の基を置くことができますように。

わたしたちのうちにある罪は、自らの力を他を支配するために用いたり、虐げたり、あるいは争いを引き起こしたりします。
しかし主よ、あなたはわたしたちが誰一人傷つかないことを願い、傷ついた心を慰めと癒しに満たそうとしてくださっています。
わたしたちが自らの力により頼むのではなく、まずあなたのうちに御心を尋ね求めることが出来るようにしてください。
私たちのうちにある様々な力が、あなたからの賜物として用いられ、御心に適っているかどうかを、わたしたちが絶えず悔い改めをもって捉えなおすことが出来ますように。

この世には、こうしなければならない、という思いが重荷となっている人がいます。
頑張らなければならないと無理をしている人がいます。
どうしてできないのだろうと、理想と現実の境で苦しめられている人がいます。
わたしたちもまた、そのような思いを抱えることがあります。
そのような一人ひとりの重荷を、主よ、あなたは十字架において共に背負ってくださいました。
その弱さに寄り添い、委ねることを私たちに教えてくださいました。
あなたに私たちの悩みと弱さを委ね、祈りを捧げても、目に見える現実はすぐには何も変わらないかもしれません。
しかしそこには確かにあなたがわたしたちと共にあり、全てのことをあなたが御心のままに導いてくださっているという希望が与えられています。
その希望のゆえに、ひとりひとりにとって今日のいのちが恵み深く支えられていきますように。
いつでもわたしたちがあなたとの関わりを絶やすことなく、たえざる悔い改めを与えられつつ、日々を歩んでいくことが出来ますように。