2022年7月17日日曜日

聖霊降臨後第6主日礼拝。【礼拝動画】

本日7月17日は、聖霊降臨後第6主日の礼拝でした。


松本教会は主日礼拝として、長野教会は信徒礼拝として、両教会10時半より礼拝が守られました。
松本教会では冷房のある集会室での礼拝に切り替えました。
また、昨日松本教会につながりのある方が天に召されたことをおぼえ、その魂が御手において安らぎのうちにあることを祈ります。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
創世記18章1-10節〈旧p23〉
コロサイの信徒への手紙1章15-28節〈新p368〉
ルカによる福音書10章38-42節〈新p127〉


説教「何に心を用いるか」

*祈り*

天の御国の主なる神様。
あなたはイエス・キリストを通して、あなたの御国における関わりの真理を、示してくださいました。
あなたの御心に適った関わり合いの姿を、イエス・キリストの姿から私たちが学ぶことができますように。
もし私たちが自分の思いのために誰かを支配しようとし、動かそうとするときには、どうか今日の御言葉を、悔い改めの御言葉として、私たちの心に呼びかけてください。
この世の中で、いかに多くの人々が、自分のためだけを考えて生きていることでしょうか。
全ての人の中にある罪が、いつだって他者の心をないがしろにし、自分の思い通りに事を運ぼうとたくらんでいます。
主よ、そのような現実は2000年前から変わってはいないことを、聖書を通して示してくださいました。
それゆえにあなたが今日もキリストの生きた姿を私たちの心に刻み付け、あなたの御心のために私たちの心を用いることへと、導き出してください。

あと一週間で、ロシアによるウクライナ侵攻が5か月を迎えます。
多くの人々が無念と苦しみの中であなたの御許に召されていきました。
日本でも宗教を用いて相手を破産にまで追いやるカルトの働きがあり、それによって生まれた憎しみが裁かれるべきではない人の命を奪いました。
主よ、この世に起こる悲しみの多くは、私たちが他者を顧みることのできない罪から生まれています。
どうかあなたが語ってくださった「必要なことはただ一つである」という御言葉を、全ての人の心の柱として打ち立ててください。
キリストの心を私の心とし、キリストの歩みを私の歩みとして、ひとりひとりが歩むことが出来ますように。

また一人、あなたの御許に一人のキリスト者の魂が召されました。
しかしその魂をあなたは決して孤独のままに捨て置かれることはありません。
私たちが祈りをもって天へと見送る人の魂が、あなたの御許へと確かに受け止められていることを信じます。
そしてどうか、私たち一人ひとりがあなたの御許へと召されるときには、あなたの御心と愛にあふれ、永遠のいのちを与えられて生きる新しいからだへと造り変え、新しいいのちに生かしてくださいますように。
わたしたちのいのちのすべてを、悔い改めをもってあなたの御心に委ねます。