2022年8月28日日曜日

聖霊降臨後第12主日礼拝。【礼拝動画】

本日8月28日は、聖霊降臨後第12主日の礼拝でした。


松本教会は通信礼拝として、長野教会は主日礼拝として、両教会10時半から礼拝が守られました。
また、今日は飯田教会にも通信を繋げ、甲信地区三教会で祈りを合わせました。
場所は違えど、祈りを一つにすることが出来たこと、恵みの時でした。
夏のピークを終えたかのように、かなり涼しい日となりました。
このまま夏の暑さとコロナが落ち着いてくれることを願っています。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
箴言25章6-7a節〈旧p1024〉
ヘブライ人への手紙13章1-8,15-16節〈新p418〉
ルカによる福音書14章1,7-14節〈新p136〉

説教「神は床の間に」

*祈り*

十字架の主なる神様。
キリストは神の子でありながら、全ての人々のうちでもっとも謙遜な者として生涯を歩み通されました。
助けを必要とする人を見捨てず、敵対する人にも悔い改めの御言葉を語っていかれました。
それは、全ての人が神の前に等しく尊重し合い、関わりあうことが出来るようにという御心と愛によって起こされたものでした。
主よ、キリストは常にあなたへの祈りによって絶えず支えられ、ついには無実の罪で十字架へとかけられていく道すら、御心として引き受けられました。
それによって私たちが御心に反してしまう全ての罪を赦してくださいました。
それらは私たち一人ひとりがキリストのように生きるため、御心にかなって生きるための道を整えてくださるためでした。

主よ、もう新型コロナウイルスの流行が始まって数年が経ちますが、大きな流行の波が来るたびに、これまでにない数の人々が病にかかり、また重い症状を抱えて苦しみ、時には天へと召される人々も増えています。
多くの方々が不安と恐怖を抱えながら、以前のように人に会い、関わりあうことを避けるようになってしまいました。
しかしだからこそ私たちは、誰かと関わりあうこと、共に食事を分かち合うことの喜びと尊さをかみしめます。
機会は少なくなろうとも、わたしたちが誰かとの関わりと分かち合いの時が与えられるときには、どうか今日の御言葉を私たちの心に思い起こさせてください。
謙虚さともてなしの心をもって関わりあうことが出来ますように。
そして、私たちの関わりの中に生きて導いてくださっているあなたが、この厳しい時代を乗り越えるための力をわたしたちにお与えくださいますように。

天候の異常気象、自然災害、長く続く閉塞感による心の病、新興宗教による搾取、政治の混乱、世界中で続いている戦争……、私たちを取り巻く現実には多くの思い煩いがありますが、だからこそ痛みも喜びも、恵みも救いも分かち合いながら、一日一日を励ましあいつつ過ごしていくことが出来ますように、力付けてください。
主よ、あなたがいつでも私たちの間にあって、天の国における関係性を来たらせてくださいますように。