2022年9月7日水曜日

今週の黙想文(箴24:16)

神に従う人は七度倒れても起き上がる。 ──進言24章16節

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箴言は知恵を得ることを勧めていますが、その知恵とは「神を畏れること(9:10)」から始まると繰り返し述べています。
たとえば心理学では私たちの悩みのほとんどは人間関係によるものと言われますが、悩みの原因である相手にばかり目を注いでいては、いつまでもそれは解決しません。
そこに第三者である神様からの言葉に聞くことによって、思い煩いから抜け出す道が与えられていくのです。
それゆえ、私たちは誰でも「神に逆らう者は……つまずき(同16節)」、神の言葉に耳を傾ける人には、何度でも立ち上がることのできる励ましと支えが与えられると、箴言は私たちに教えるのです。
私たちの日々の中に思い煩いや躓きが与えられるときには、神様から見て自分は、この状況はいったいどのように見えているのかと、祈りのうちに問いかけてみましょう。
「神は愛です(1ヨハネ4:16)」と証された神様は、時に憐れみ深く、時に厳しく、今私たちが最も必要とするものを気付かせてくださる、愛に満ちた知恵なのです。
 
(20220904週報記載)


……今週の黙想とは……


日曜日だけではなく、平日においても聖書の言葉に触れる機会として用いていただければ幸いです。
引用されているみ言葉だけでなく、聖書を開き、その前後や他の箇所を開いてみましょう。
そして、そこに生きていた人々に思いを馳せ、そこにあなたも生きていて、語りかけられているという気持ちで読んでみましょう。
自分はみ言葉を聞いてどのように感じたかを大切にし、ゆったりと考えてみてください。

あなたの日々がみ言葉によって豊かにされますように。