2022年10月2日日曜日

聖霊降臨後第17主日礼拝。【礼拝動画】

本日10月2日は、聖霊降臨後第17主日の礼拝でした。


松本教会は主日礼拝として、長野教会は信徒礼拝として、礼拝が守られました。
先週は野口牧師の夏季休暇により、引退教職の栗原茂牧師に礼拝を担当していただきました。感謝です。
無事長野・松本2教会で礼拝を守ることが出来ました。
今週からは長野は一気に朝晩が冷え込み、10℃以下になる予報です。
皆様も体調に気を付けてお過ごしください。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
ハバクク書1章1-4節、2章1-4節〈旧p1464〉
テモテへの手紙 二 1章1-14節〈新p391〉
ルカによる福音書17章5-10節〈新p142〉


説教「愛がなければ」

*祈り*

愛と導きの主なる神様。
あなたは果てしない愛をもって、私たちの歩みをご覧になられます。
そこにはあなたの御心から離れ、背き、自分勝手に御言葉を受け止め、誤解してしまったこともあったでしょう。
しかし主よ、あなたはその全てをお赦しになり、忍耐強くあなたの愛を、キリストの言葉として語り続けてくださっています。

主よ、羊のように迷い、銀貨のように隠れ、放蕩息子のように罪に満ちた私たちに、あなたの信仰をお与えください。
あなたの赦しに示された深い愛を、私たちが受け取り、また私たちも小さなキリストとして、誰かを赦すことが出来るようにしてください。
あなたの御心に適って愛に満ちた関わりを、関わりあう全ての人との間にもたらしてください。
私たち一人ひとりの姿を通して、神様の愛とすばらしさを示すことが出来るように、用いてください。

私たち一人ひとりの力は弱く、大きなことは何一つできません。
しかし、あなたが私たちを集め、私たちを導く時、私たちの思いもよらない大きな出来事が引き起こされてきたことを、誰もが知っています。
私たちが自分の力により頼むのではなく、キリストのようにあなたへの信仰と愛にのみ立つことができるように、悔い改めさせてください。
たえざる恵みと導きによって、私たちを省みてくださいますように。

世界中で、自分の思いと願いのために、周りを省みることのできない人々がいます。
自分を主人とし、隣人をしもべとしてしか見ない独裁者になってしまっている人がいます。
主よ、どうかその人々の耳を開いてください。愛と配慮、正しさを求める声を届かせてください。

預言者ハバククが嘆いたように、目の前にある現実のどこにもあなたの正しさが見当たらない時にさえ、あなたに祈りを捧げることを私たちが諦めることがありませんように。
争いによって多くの命が失われ、悲しみの中に暮れている人々には慰めと癒しをお与えください。
あなたの愛と憐れみが一人でも多くの人の心に満たされ、愛をもって関わりあう関係へと導かれるように、あなたの御心を表すものとして、私たちを送り出し、用いてください。
今日ここに集うことのできなかった方々、違う場所で祈りを合わせている方々の祈りを一つにし、どうか聞き届けてくださいますように。