2022年10月9日日曜日

聖霊降臨後第18主日礼拝。【礼拝動画】

本日10月9日は、聖霊降臨後第18主日の礼拝でした。

松本教会は通信礼拝として、長野教会は主日礼拝として、礼拝が守られました。
この数週間で長野は一気に冷え込み、教会でもストーブを付けました。
衣替えが追いついていません。
皆様も体調に気を付けてお過ごしください。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
列王記下5章1-3,7-15節〈旧p583〉
テモテへの手紙 二 2章8-15節〈新p392〉
ルカによる福音書17章11-19節〈新p142〉


説教「祈りっぱなしになってませんか」

*祈り*

祈りを聞き届けたもう主なる神様。
あなたはイエス・キリストを祈りの旅へと送り出されました。
それは、最期には無実の罪を着せられ、十字架という死に向かう辛い旅路でした。
しかしキリストはその旅路を歩み通されることによって、私たちすべての人々の痛みを共に担う者とされました。
その旅路において、祈りをもってあなたとの関わりを保つことが不可欠であったことを、私たちは福音の御言葉から聞きます。

主よ、私たちの心は弱く、あなたから離れ、この世界があなたの御手の内にあることを忘れて、日々の日常を過ごしてしまうことばかりです。
しかし主よ、あなたはまどろむこともなく、いつでも私たちの祈りに耳を傾けてくださっています。
その信仰のゆえに、私たちの日々がすべてあなたの御心の中に導かれていることを信じさせてください。
私たちの祈りに応えるためにふさわしい時と導きが必ず備えられていることを、信じさせてください。
あなたにより頼んで生きる者として私たちを今日ここから送り出し、あなたへの感謝と讃美に満たされた歩みの中に、生かしてくださいますように。

わたしたちにとって、この世の歩みは、苦難が付きまといます。
人は人とすれ違い、争いあい、裁きあう世の罪が、一層深くなってきている時代の中で、主よ、あなたが御言葉をもって私たちの信仰の目と耳を開いてください。
奇跡のように私たちを救い出すのではなく、祈りつづけ、この世の痛み苦しみのうちに留まってくださったキリストの姿にこそ、あなたの姿、あなたの御心があることを、受け止めさせてください。
主よ、私たちは今日祈ります。
どうか私たち一人ひとりに、あなたの御言葉を通して救いをお与えください。
あなたの赦しと、愛と、恵みとに満たされていることを受け取ることが出来ますように。
そして感謝をもって、あなたへと心を向け、再び祈りへと導いてください。
そしてキリストの御言葉によって送り出された私たちが、次はすれ違い、争いあい、裁きあってしまう他の誰かのために祈ることができますように。