2022年10月16日日曜日

聖霊降臨後第19主日礼拝。【礼拝動画】

本日10月16日は、聖霊降臨後第19主日の礼拝でした。

松本教会は主日礼拝として、長野教会は家庭礼拝として、礼拝が守られました。
秋晴れで少し暑いくらいでした。



礼拝後、松本教会では「キリスト教葬儀の学び」を行いました。
葬儀についての順序や準備について学び、エンディングノートをお配りしました。
是非ご自身を振り返りつつ、少しずつでも記入してみてください。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
創世記32章23-32節〈旧p56〉
テモテへの手紙 二 3章14節-4章5節〈新p394〉
ルカによる福音書18章1-8節〈新p143〉


説教「見えているようで、見えていない」

*祈り*

私たちの祈りを全て聞き届けたもう主なる神様。
あなたへの祈りは、私たちにとって格闘です。
それは、私たちが祈りを捧げる時、私たちの目の前にある神を見出すことの難しい現実と、あなたが速やかに聞き届けてくださることを信じる信仰との格闘です。
主よ、どうか御言葉をもって、私たちがあなたの御心を絶えず探し求めるように導いてください。
私たちが誤った姿であなたを見出すことなく、いつも私たちの心に寄り添う愛ある御方として捉えることが出来ますように。
それゆえに子を愛する親のように、私たちの願いを単に聞き届けてくださるのではなく、私たちにとってより良い形で聞き届けてくださるようにと、熟慮しておられることを、この世の沈黙のうちに聞き取ることが出来ますように。

主よ、あなたがこの世に人を造り、人のうちに罪を受けたその日から、多くの人々があなたを見失っています。
目の前にある現実の中に、誰の目にも明らかな形で御業を行うことはなさらず、信じる者の目を通して、あなたは私たちにそっと働きかけてくださいます。
それは、既にあなたがイエス・キリストとそれに連なる全ての弟子たちを通して、あなたの御心を語り尽くしてくださったからです。
どうか私たちが真の神様を求め、その姿と御心とを理解しようと求める時には、あなたの御言葉と真の信仰とをお与えください。
あなたが私たちにお与えになるものは決して空虚な妄信ではなく、いつでも私たちに寄り添われている憐れみ、私たちを救い出すいのちの救いによって支えられている、愛に満ちた、生きた信仰であることを、私たちが忘れることがありませんように。
神を忘れ、神を誤解したこの世にあって、御言葉に耳を澄ます私たち一人ひとりが、真の神様とその愛に立ち、確かにあなたの御手のうちに私たちが守られていること、導かれて今日ここに生かされていることを、分かち合うことが出来ますように。
そしてどうか私たち一人ひとりが、あなたの御言葉と愛を携え、あなたの平安と、憐れみと、赦しを失ってしまった人々を省みることが出来ますように。
私たちの言葉と差し伸べる手を、あなたの御手の働きのために用いてください。