2022年10月23日日曜日

聖霊降臨後第第20主日礼拝。【礼拝動画】

本日10月23日は、聖霊降臨後第20主日の礼拝でした。

松本教会は通信礼拝として、長野教会は聖餐礼拝として、礼拝が守られました。
いよいよ冷え込みが始まり、灯油ヒーターを付けて礼拝を守るようになりました。
今年はインフルエンザも流行するとのこと、体調に気を付けてお過ごしください。


**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
エレミヤ書14章7-10,19-22節〈旧p1203〉
テモテへの手紙 二 4章6-8,16-18節〈新p394〉
ルカによる福音書18章9-14節〈新p144〉


説教「下を見るな、上を見ろ」

*祈り*

憐れみ深き父なる神様。
あなたが私たちの祈りにいつも耳を傾け、速やかに聞き届けてくださっていることに感謝いたします。
私たちがあなたに祈りを捧げる時、それはすでに聞き届けられたものとして信じることができますように。
わたしたちがあなたに祈り求める時、私たちにとって最も必要なものは、わたしたちの心が悔い改めることだと、あなたはキリストを通して語ってくださいました。
私たちが自分自身の力ではなく、あなたにより頼み、あなたの愛と憐れみに生かされることによってのみ、私たちはキリストの教えに従うことができるようになることを、私たちが信仰の中心に置くことができますように。
あなたに向かい合う時、私たちの手から、自分の力、功績、地位、経済力、その他すべてのものを手放すことができますように。
あなたによって命をうけた、ありのままの姿とその無力さのゆえに、主よ、あなたが私たちを通して働いてくださいますように、私たちのすべてをお委ね致します。

私たち人間は、いつだって他の誰かに負けないように競い合い、上下関係を作り出します。
社会の中で、私たちはそれを取り除くことはできませんが、そのような上下関係が、誰かを敬い、また自分もより励まされて努力することが出来る、そのような支えとして受け取ることが出来ますように。
そのような関係は、キリストを通して教えられた愛に満ちた関係性にも重なるものです。
どうかわたしたちの姿を通して、あなたの御姿を輝かせることができますように。
私たち一人ひとりが謙虚と配慮に富み、愛と憐れみに満ちて、誰かと関わりあうことによって、より多くの人々があなたの御心に従った歩みへと導かれるよう、私たちを用いてください。
今日、様々な事情により、ここに集うことのできなかった方々がおられます。たとえ違う場所にあって、また時間を超えて祈りを合わせている一人ひとりにも、どうかあなたが祝福と励ましをお与えください。いつでもあなたに心を向ける者に、あなたが豊かな憐れみをお与えくださいますように。 また、愛する家族を失い、心に深い悲しみと痛みを抱えている人がいます。どうか主よ、あなたがその心に寄り添ってくださいますように。 全てのことをあなたに委ね、私たちと共におられる慰めと感謝のうちに、この祈りを捧げます。