2022年11月13日日曜日

聖霊降臨後第23主日礼拝。【礼拝動画】

本日11月13日は、聖霊降臨後第23主日の礼拝でした。


野口和音牧師の説教により、
松本教会は通信礼拝として、
長野教会は主日礼拝として守られました。

いよいよ今月末からはクリスマスを待ち望むアドベント(待降節)が始まりますね。
同時に、教会暦の最後は終末についての箇所が選ばれています。
聖書が語る終末の福音、その希望について、聖書から聞きました。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
マラキ書3章19-20a節〈旧p1501〉
テサロニケの信徒への手紙 二 3章6-13節〈新p382〉
ルカによる福音書21章5-19節〈新p151〉


説教「終末、本当に来ると思ってますか」

*祈り*

唯一の義なる神様。
あなただけが、正しさを持っておられます。
キリストが語り、パウロが宣べ伝え、ルターが再発見したあなたの正しさは、私たちを断罪し、滅ぼしてしまうためのものではありませんでした。
あなたの果てしない愛によってキリストは十字架に捧げられ、私たちの罪が赦されることによって、すべての人をあなたの御国へと招いてくださいました。
神は愛であると聖書は語ります。
しかし私たちの目に見える現実の中では、聖書のみ言葉を利用してあなたの福音と御心を捻じ曲げ、多くの人々を迷わせ、不幸にすることによって、利を得ている人々がいます。
そのようなことをする人々がキリストの時代から変わらず存在していたことを、あなたは私たちに教えて下さいました。
主よ、あなたはいつの時代にも呼びかけ続けてこられました。
「惑わされないように気を付けなさい」「ついて行ってはならない。」「おびえてはならない」。
それは私たちが傷つけられることのないように、奪われ、不幸にさせられることのないように、2000年も前から私たちを踏みとどまらせるみ言葉でした。

主よ、どうか私たちに、あなたの正しさを教えて下さい。
正しいものと誤っているものを見分ける目を与えてください。
そしてどうかそのような罠にかかり、それを福音だと思いこんでいる人々がいるとしたら、どうかその人を救い出すために心を寄せ、その人のために祈り、私たち一人ひとりに何が出来るかを考えることが出来ますように。
あなたの御心のうちに私たちを御手の働きとして用いてください。

私たちは、終末を待ち望みます。
あなたの御国と、復活と、永遠の命への約束が成就され、天に召された全ての人々と再び顔と顔とを合わせることができる日を、待ち望みます。
すべての人が愛に満ちて、争いも悲しみもない関わりのうちに生かされるようになることを、待ち望んでいます。
どうか今日あらゆるところで苦難を背負って生きている一人ひとりに、御国の約束と慰め、支えと導きが豊かにありますように。
すべてのことをあなたにお委ねいたします。