2022年11月6日日曜日

全聖徒主日礼拝【礼拝動画】

本日11月6日は、全聖徒主日の礼拝でした。


松本教会は野口和音牧師の説教により、
長野教会では鷲見達也牧師の礼拝奉仕により、両教会主日礼拝として守られました。
ご奉仕いただいた鷲見達也牧師に感謝申し上げます。

天に召された方々を思い起こし、祈りの時を共に持ちました。
今なお天上において永遠の命を与えられている信仰の先達者の方々によって励まされつつ、私たちもこの世の旅路を歩んでまいりましょう。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
ダニエル書7章1-3,15-18節〈旧p1392〉
エフェソの信徒への手紙1章11-23節〈新p352〉
ルカによる福音書6章20-31節〈新p112〉


説教「信仰の先達者たちに学ぶ」

*祈り*

祝福と救いに満たしてくださる神様。
あなたは神でありながら人として生まれて下さり、イエス・キリストという姿を取って、わたしたちと同じ生涯に生きてくださいました。
人生の酸いも甘いも味わい、その上で私たちと神様とを結びつけるために、全身全霊をかけて生きてくださいました。
そして今は天において、一人ひとりの信仰者の姿を通して、あなたはその姿を顕してくださいます。

わたしたちは信仰の先達者たる、召天者の方々をおぼえます。
私たちはその一人ひとりの姿にあなたへの信仰を見出し、あなたの愛の教えに立つ生き方を教えられてきました。
天に召されてなおあなたとの繋がりが断たれることなく、そして私たちを通してさらに未来へと繋げられていく、この信仰の絆を、どうかあなたが強く保ってください。
わたしたちのすべてにおける慰めと救いの御言葉が、一人でも多くの人に届けられるように、どうか私たち一人ひとりを信仰の先達者として支え、用いてくださいますように。

主よ、あなたは御言葉をもって、今日も変わらず御国における救いの約束と、大いなる祝福の言葉を私たちに届けてくださいました。
それは、どれだけ時代が進もうとも変わることのない真理と愛で私たちを満たしてくださるためです。
今なお世界には、争いと暴力、身勝手な思いが人々を蝕み、互いを傷つけあう罪で満ちています。
あなたが愛し造られた一人ひとりの命が失われ、世界は悲しみで満ちています。
しかしあなたは人として生まれ、私たちの心に寄り添ってくださいました。
悲しみを慰め、涙を拭い去り、さらには十字架によって、死の絶望を御国における救いへと逆転してくださいました。
いま、祈りに覚えた信仰の先達者の方々だけでなく、これまであなたの御許に召された私たちの全ての家族、友人たちをも、どうか天上においてもあなたの導きの中にあって、救いの御手を差し伸べてください。
あなたは幸いであるという揺らぐことのない福音に、一人ひとりの魂を満たしてください。
そして、今日ここで再び寂しさと悲しみのうちにある私たちの心を慰めてくださいますように。
愛する人との死が私たちを分かつだけでなく、私たちの未来への希望と道しるべとして用いられるように、あなたの御心に全てをお委ね致します。