2022年12月11日日曜日

待降節第3主日礼拝。【礼拝動画】

本日12月11日は、待降節第3主日の礼拝でした。

野口和音牧師の説教により、
松本教会は通信礼拝として、長野教会は家庭礼拝として守られました。
諸事情により礼拝動画は録音のみとなります。
皆様のご健康が守られますように祈っています。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※画像は長野教会の礼拝堂となります。

**本日の使徒書・福音書**
イザヤ書35章1-10節〈旧p1116〉
ヤコブの手紙5章7-10節〈新p426〉
マタイによる福音書11章2-11節〈新p19〉


説教「機械仕掛けの神様なんて必要ない」

*祈り*

この世の救い主なる神様。
あなたは全ての人々をお救いになるために、御子イエス・キリストをこの世へと送られました。
そして、復活のキリストが天へと召されたあとも、一人でも多くの人々があなたのみ言葉に耳を傾けることができるよう、今日もまたみ言葉を通して呼びかけ続けておられます。
あなたが立てた洗礼者ヨハネは、その偉大な働きを担いながら、無残な最期を遂げました。
神の御子キリストもまた、あなたの御力を委ねられながらも十字架の死と苦しみを受けられました。
ここに、私たちとあなたとの関係が示されています。
あなたは私たち一人ひとりの苦しみをただ取り除かれるのではなく、そのように祈る私たちの願いをただかなえられるということはありません。
それは、私たちにとってふさわしい道と、救いが備えられ、私たちの願いとは別に、あなたが確かに導いておられるからです。
祈りが聞き届けられないように感じるときにこそ、ヨハネがキリストの言葉を受けたように、私たちの歩みに生きる神様の働きを思い起こさせてください。
私たち一人ひとりを通して神様がより大きな救いの御業を起こそうとしておられることに、心を向けることが出来ますように。
主よ、あなたはキリストを通して、私たちの死が滅びではなく、新しい復活のいのちへとつなげられていることを示してくださいました。
信じる者が一人も滅ぶことのないようにと願っておられるあなたの御心に感謝します。
どうか主よ、あなたのみ言葉に触れることなく、また洗礼を受けることなく天に召された方々に、あなたが救いの御手を延ばし、天上において悔い改めのみ言葉を語ってください。
またこの地上において、共に生きた人々との別れに寂しさと悲しみを抱えている私たち一人ひとりにも、どうかあなたが慰めをもって支えてください。
私たちがあなたを動かすのではなく、あなたが私たちを御心のままに救いへと押し出してくださいますように。
どのような現実の中にあってなお、あなたに支えられ、すべてが私たちの救いにつなげられていることを信じ、祈ります。
私たちの心も、身体も、すべてをお救いください。