2023年3月5日日曜日

四旬節第2主日礼拝【礼拝動画】

本日3月5日は四旬節第2主日の礼拝でした。

野口和音牧師の説教により、
長野教会は信徒礼拝として、
松本教会は聖餐礼拝として 両教会守られました。

コロナ禍で牛乳の消費量が減っているというニュースを見ました。
さらに現在、円安やウクライナ情勢などの影響により、生乳生産に必要な飼料などの価格が高騰しており、酪農経営は過去に例をみないほどの厳しい状態にあるのだそうです。
長野県でも「小布施牛乳」など有名なブランド牛乳がありますが、大変な牛乳農家さんを助けるために祈り、私たちもいつも買っている牛乳をもう一本多く買ってみましょう!
小さな協力が大きな助けになります。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※動画は松本教会での礼拝となります。

**本日の使徒書・福音書**

創世記12章1-4a節〈旧p15〉
ローマの信徒への手紙4章1-5&13-17節〈新p278〉
ヨハネによる福音書3章1-17節〈新p167〉


説教「神様に委ねるってどうすればいいんですか」

*祈り*

私たちの救いの主なる神様。
あなたは私たちに洗礼の恵みを示してくださいました。
それは、私たちがあなたを何度も見失い、あなたの救いに信頼できず、私たち自身をあなたに委ねることのできない罪を、全て水と霊によって洗い流してくださるためでした。
あなたからわたしたちに恵みとして与えられるすべてものを通して、私たちをあなたの救いへと導いてくださっていることを感謝いたします。
私たちが洗礼を受けたあの日、あなたの全き恵みのうちに救いの約束を与えられたことを信じます。
あなたは信じる者を必ず救うというお方であることをただ信じて委ねることによってのみ、あなたの救いがわたしたちのうちに与えられることを、おぼえさせてください。
私たちはいつも自分の力により頼んでしまいます。
しかし誰もがこの世に生まれた時、一人で生きることが何一つできない赤ん坊でした。
自分のすべてを相手に委ね、恵みをそのままに受け取る素直さを、どうか私たちに思い起こさせてください。
私たちの日々のうちに起こるあらゆる思い悩みも、全てが大きな導きの内の一つとして与えられていることであると、受け止めることが出来るようにと、あなたの御心を日々訪ね求めることができますように。
そして私たちが自らの弱さを分かち合い、支え合い、信頼し合って、お互いの賜物を発揮しあう、そのような群れとされていきますよう、あなたが私たちの中心にあって支えてください。
主よ、今週末には、東日本大震災が起きて12年を迎えます。
未曽有の地震と津波、原子力発電による汚染の被害は、未だに拭い去ることのできない傷あとを残しています。
あなたの御許に召された多くの方々を悼み、心に悲しみを抱えながら過ごしておられる方も、少なくありません。
しかし、そのような中で、多くの人々が自ら助けの手を差し伸べ、共に苦労を担い、祈りあいながら、復興を進めてきた事をおぼえます。
そこには確かに、あなたが共にあって支えてくださっていました。
どうか主よ、あなたの慰めと癒しがこれからも被災した人々の上に豊かに注がれますように。
わたしたちがあなたが愛するすべての人々に目を向けながら、キリストのように愛をもって関わりあっていけるように、その人の向こう側にキリストの姿を見出していくことが出来ますように。