2023年3月12日日曜日

四旬節第3主日礼拝【礼拝動画】

本日3月12日は四旬節第3主日の礼拝でした。

野口和音牧師の説教により、
長野教会は主日礼拝として、
松本教会は通信礼拝として 両教会守られました。

暖かくなってきて、花粉がすごい時期ですね!
朝晩の寒暖差も激しく、ヒートショック現象に気を付けて下さいと呼びかけられています。
どうぞ皆様のお身体気をつけてお過ごしください。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※動画は長野教会での礼拝となります。

**本日の使徒書・福音書**

出エジプト記17章1-7節〈旧p122〉
ローマの信徒への手紙5章1-11節〈新p279〉
ヨハネによる福音書4章5-42節〈新p169〉


説教「呼び水となって」

*祈り*

愛と導きの主なる神様。
この世には多くの関係の破れがあります。
人と人とが傷つけあい、国と国が争いあうことが世界中で起こり続けています。
予想できない天変地異によって、昨日までの平安が一気に崩れ去ることもあります。
そのようなとき、私たちはどうしてこのような悲劇が起こりうるのかとあなたに祈ります。
しかし主よ、あなたがイエス・キリストを通して働かれたとき、私たちの世界に起こる天変地異をすべて止め、私たちに降りかかる危険をすべて取り除くことはなさいませんでした。
私たち一人一人の思い煩いに寄り添ってくださり、私たちが抱える罪に対して、共に悩み、共に抜け出すための道を示してくださいました。
それは主よ、あなたが私たちと共に生きてくださる存在であることの証でした。
サマリアの女性がそうであったように、あなたはキリストの一言の御言葉によって、女性が抱えていた関係性の破れを和解へと向かわせ、癒されました。
あなたの働きと、それを受けた女性の働きは小さなものでも、町全体の人々があなたによって福音の祝福に与ったように、私たちをもあなたの御心のままに用いてください。
あなたの御国の喜びのうちに、私たちを生かしてください。そしてどうか、私たちを用いて、今日悲しんでいる一人でも多くの人が、心の癒しを慰めを受けることができますように、私たちを愛に満ちた関わりへと押し出してください。
3月11日を迎え、東日本大震災から12年が経ちました。未だに家族が行方不明のまま、痛ましい記憶をぬぐえないでいる人々がいます。
また、不慮の事故によって命を失った人々の無念にも、どうかあなたが寄り添ってください。
あなたの御許に召されたすべての魂が、あなたの救いの中に入れられ、平安のうちに保たれていることを信じます。
悩み苦しみの絶えないこの世の中にあって、私たち一人一人の人生の歩みを、どうか最後まであなたの御心の中に守ってください。
そしてどうか、私たちの言葉の一言一言が、誰かを傷つけるのではなく救いへと招くための言葉として、あなたに用いられますように。
そしてわたしたち一人一人が悔い改めて、あなたを信じることから今週一週間を始めることができますように。