2023年3月26日日曜日

四旬節第5主日礼拝【礼拝動画】

本日3月26日は四旬節第5主日の礼拝でした。

野口和音牧師の説教により、
長野教会は聖餐礼拝として、
松本教会は通信礼拝として 両教会守られました。

先週とは打って変わって雨模様で、冷え込む主日となりました。
三寒四温ではありますが、寒暖の差が激しい季節ですね。
春が待ち遠しいです。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※動画は長野教会での礼拝となります。

**本日の使徒書・福音書**

エゼキエル書37章1-14節〈旧p1357〉
ローマの信徒への手紙8章6-11節〈新p284〉
ヨハネによる福音書11章1-45節〈新p188〉


説教「死の先へ導き出す」

*祈り*

私たちの慰め主なる神様。
主よ、あなたはこの世界と私たち一人一人の命を御造りになりました。
そこに、私たちへの深い愛があったことを、聖書は繰り返し語っています。
誰一人として失われてよい命はなく、誰一人として苦しんでよい理由はありません。
しかしこの世には、取り除くことのできない悩み苦しみと深い悲しみがあります。
愛する者の死を経験するとき、私たちの心はあなたから離れ、真っ暗闇の中に引きずり込まれる思いです。
しかし主よ、あなたは自らその暗闇の中に踏み込んできてくださり、共にその悲しみに涙してくださるお方です。
復活があるから、命を再び与えることができるからと、私たちの悲しみをないがしろにすることはありません。
その徹底的に私たちに寄り添われるという救いを、どのような苦難の中にあっても思い起こし、信仰を通して、私たちのこの世を生きる支えとしてくださいますように。
わたしたちは人生の中で、避けられない苦難や悩み苦しみを負うことがあります。
病や老い、治療法のない苦しみを背負うこともあります。
その重荷を抱えながら、あなたの御前に今日も私たちは集ってきました。
私たちがこの祈りの中にあって、一人一人が抱える重荷をあなたの御前におろすことができますように。
そしてどうかあなたがキリストにおいて、その重荷をこれからは共に担ってくださることを、信じることができますように。
私たちのこの世の苦しみは永遠ではなく、確かにあなたが約束されている復活の命において全ての悩み苦しみは取り除かれ、あなたの御心に適って生きる日が与えられることを待ち望みます。
どうかその時まで、あなたから心を離すことなく生きていくことができますように。
今日様々な理由で教会に集うことのできなかった方々を覚えて祈ります。
病の中にあって苦しんでいる人には、どうかあなたが癒しをお与えください。
家から出ることができず、一人祈っている人がいれば、その祈りをどうか聞き届けてください。
私たちがあなたの御名によって一つとされており、あらゆることを祈りのうちに分かち合い、祈りあうことができるように、私たちの心を開き、あなたの御心に適った交わりへと導いてくださいますように。