2023年4月16日日曜日

復活後第2主日礼拝【礼拝動画】

本日4月16日は復活後第2主日礼拝でした。

野口和音牧師の説教により、
長野教会は信徒礼拝として、
松本教会は主日礼拝として、 両教会10時半から守られました。

黄砂もひとまず落ち着き、からりと晴天に恵まれた日でした。
それぞれの場所で祈りを合わせている方々の上にも、復活のキリストの喜びが分かち合われますように。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※動画は松本教会での礼拝となります。

**本日の使徒書・福音書**

使徒言行録2章14a&22-32節〈新p215〉
ペトロの手紙第一 1章3-9節〈新p428〉
ヨハネによる福音書20章19-31節〈新p210〉


説教「キリストを聞き取る信仰」

*祈り*

平和の主なる神様。
あなたは恐れの中にある弟子たちに、復活の命を御示しになりました。
それは弟子たちを罰するためではなく、赦しをもって悔い改めへと導くためでした。
主よ、あなたの愛は私たちの想像を超えて果てしなく、かえって私たちを自分の罪に向き合わせてくださいます。
私たちが絶えず罪に沈んでいようとも、また利己的・保身に走ろうとする弱さのゆえに、誰かを無為に傷つけたり、あなたを信じて委ねることができなくとも、主よ、あなたはどこまででもわたしたちを赦されます。
私たちが絶えずあなたに悔い改めることによって、いっそう恵み深くあなたに生かされることができるようにしてください。
自分ばかりではなく他者を慮り、傷つけてしまった人には心から謝る勇気を与えてください。わたしたちが自分の望むものが得られないからといって愛を失うことがないように、あなたの愛が私たちのうちから泉のように湧き出るように、あなたに仕える生涯を歩んでいくことができますように。

私たち人間のあいだには、平和がしばしば失われます。
相手のためにと思ってやったことが裏目に出て、あるいは誤解され、敵意を向けられることもこの世の至るところで起こっています。
さらには進んで誰かを傷つけることによって、自分を保とうとする人もいます。
人と人との間だけではない、国と国とが争いあい、自らの力を誇示しあいます。
それらはすべて、罪と他者への恐れから生まれるものです。
主よ、あなたは十字架と復活によって罪と死を滅ぼし、その赦しをもって平和への道を示してくださいました。
今日誰かと共に生きるわたしたちを通して、恐れを取り除き、赦しと愛に生かす、そのような天の国における関係性を、一人でも多くの人々とのあいだにもたらすことができますように。
誰一人傷つくことを望んではおらず、誰一人として滅びることを望んではおられない愛の神、主イエス・キリストの御心をわたしたちの心として、キリストを証しする歩みを、今日から再び始めることができるように、復活の主の御言葉をわたしたちの胸に刻ませてください。
あらゆる平和を失っている人びとのために、わたしたちもまた、「平和があるように」とキリストの祈りをあわせることができますように。