2023年4月23日日曜日

復活後第3主日礼拝【礼拝動画】

本日4月23日は復活後第3主日礼拝でした。

野口和音牧師の説教により、
長野教会は聖餐礼拝として、
松本教会は通信礼拝として、
両教会10時半から守られました。

春があっという間に過ぎ去り、初夏のような暑さが数日続いた後に、今日はまた冬が舞い戻ってきたような寒い朝でした。
礼拝後、長野教会の教会員の方お二人一緒に納骨式を行うことが出来ました。
生前も仲の良いお二人であったこともあり、良い時となりました。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※動画は松本教会での礼拝となります。

**本日の使徒書・福音書**

使徒言行録2章14a&22-32節〈新p215〉
ペトロの手紙第一 1章3-9節〈新p428〉
ヨハネによる福音書20章19-31節〈新p210〉


説教「キリストを聞き取る信仰」

*祈り*

私たちの信仰の源である主なる神様。
あなたは十字架の出来事によってあなたの御心を見失ったものを、決して見捨てられませんでした。
むしろ、あなたがイエス・キリストにおいて救いを求める者たちにすすんで関わっていかれたように、復活の主においてもそのようにしてくださいました。
主よ、エマオで復活の主に出会い、信仰を通して福音に与った弟子たちが主を証する者となっていった出来事を聞きました。
私たち一人ひとりもまた、主の福音を追い求め、その救いの喜びと熱意に満たされますように。私たちの尺度では理解することのできないあらゆる導きと御心とに私たちのすべてを委ねつつ、いつもあなたに御心を訪ね求める者として辛抱強い信仰をお与えください。

あなたの十字架は、信じない者にとっては愚かな者であり、躓きであるとパウロは語りました。事実それはキリストの弟子たちにとってもそうでした。
しかしその挫折を信仰によって乗り越え、あなたの生きた語り掛けを私たちが聖書から聞き取る時、神様でありながら人として十字架で死ななければならなかった出来事の中に、私たちへの徹底的な寄り添いと赦しが示されていることを、信仰を通して受け取ることが出来ますように。
あなたの愛は、親が子に注ぐような愛であり、無限に湧き出る泉のように与えられています。
私たちが生きるこの世の歩みの中には、様々な挫折や不条理な苦しみが多くありますが、その中にあってあなたがどのように私たちを見ておられるかを、愛の在り方を通して私たちが考え、受け取っていくことが出来るように、信仰の耳を開いてください。

今日は過ぎる日に天へと召された長野教会員のお二人の納骨式が行われます。
主よ、あなたの御許に召された者の魂が、永遠の命と慰めの内にあって、安らいでいることを信じます。
地上での別れを告げてなお、わたしたちは点において神様の家族、兄弟姉妹とされていること、その関わりは決して切れることなく、愛に満ちて永遠に保たれる幸いを覚えさせてください。
わたしたちの今日のいのち、これからの歩み、そして地上の命の終わりを超えた先においても、どうかあなたの御心のうちに導かれますように。