2023年7月9日日曜日

聖霊降臨後第6主日礼拝。

本日7月9日は聖霊降臨後第6主日の礼拝でした。

松本教会は通信礼拝として、
長野教会は主日礼拝として、
両教会10時半より守られました。

昨晩の大雨に続き、天気が不安定な週の初めの日となりました。
私たちの心も曇ってしまうときがありますが、そのようなときにこそ今日の御言葉に耳を傾けることができるようにと祈ります。

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」
《マタイ11:28-30》


*今週の祈り*

私たちの導き手なる主なる神様。
あなたは私たちの歩みの全てをご存じです。
私たち人間がこの世に生きる中で背負うことになる重荷を、あなたは天地創造の初めからご覧になってきました。
そしてその苦しみからどうにかして私たちを解放しようと、多くの御言葉を語ってきてくださいました。
ついにはイエス・キリストという人間となって、私たちと共にこの世の生涯を歩んでくださいました。
その歩みを通して私たちはあなたの寄り添い、憐れみと愛を聞き取ります。
主よ、この世で私たちが背負わなければならない重荷は、数多くあります。
自分自身の体と心が抱える重荷もあれば、誰かとの関係の中に生まれる重荷もあります。
体と心が疲れ果て、傷つき、癒されないままでいること、病や老いを抱え、力を失っていくこと、明日への不安と迷いが私たちに重くのしかかってくる時が誰しもあります。
ついには死と別れという大きな重荷を、誰もが背負わなければらない時があります。
主イエス・キリストよ、どうかそのような私たちと共に、重荷を背負ってください。
祈りのうちに、み言葉をもって共に不安を分かち合い、共に迷い、支えあいながら、この世の歩みを進めていくことができるように、私たちと共にいてください。
そしてその慰めと憐れみを受けるがゆえに、私たちもまた傷つき倒れそうになっている人々との交わりへと招いてください。
私たちが信じるキリストのゆえに、私たちもその人にとってのキリストとしての働きを担うことができますように。
重荷を分かち合い、支えとなり、慰めあい、御言葉を通して励ましを受けて歩んでいく、そのような信仰に立たせてくださいますように。
今日、様々な理由の為に教会に集うことのできなかった方々の為に祈ります。
病の中にある人々には、その痛みと苦しみが少しでも和らぎますように。
疲れを覚えている人には、十分な休息が与えられますように。
孤独を感じている人には、あなたは一人ではないというメッセージが届けられますように。
心に傷を負っている人がいれば、その人が癒されるようにと祈ることができますように。
重荷を抱えているすべての人が、主の御言葉によって励まされ、明日も歩みを続けていくための力を与えられますように。

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*説教動画は長野・松本教会Youtubeチャンネルよりご視聴できます。*