2023年9月3日日曜日

聖霊降臨後第14主日礼拝。

本日9月3日は聖霊降臨後第14主日の礼拝でした。

松本教会は聖餐礼拝として、
長野教会は信徒礼拝として、
両教会10時半より守られました。

9月に入り、朝晩が冷えるようになってきました。
寒暖の差が激しい季節ですね。
体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。
牧師も来週は休暇をいただきます。しっかりとリフレッシュしてきたいと思います。


*今週の祈り*

全ての人の救い主なる神様。
あなたは御子イエス・キリストを通して、あなたの御心と救いとを表してくださいました。
それは私たちの予想を超えた、全ての人への福音でした。
神様、あなたはいつも私たちの歩みを、救いのご計画の中に導いておられます。
今日御言葉を聞く私たちが、どうかそのことを心から信じることができますように。
私たちの目の前にある現実がどれほどあなたの救いから遠く、御心に反しているように見えたとしても、それでもあなたへの信仰のゆえに、あなたの御心を探し求めることを、私たちが諦めることがありませんように。

この世には信じられない悲しみがいくつもあります。
ああしておけばよかった、ああしなければよかったと、私たちは振り返って後悔することが多くあります。
そして未来の全てを見通すことのできるあなたに、その悲しみをぶつけることがあります。
私たちがあなたの御心ではなく自分の思いと願いに囚われているときにも、主よ、あなたは今日のキリストの言葉をもって、悔い改めを呼びかけておられます。
私たちを不信仰として断罪するのではなく、憐れみをもって寄り添ってくださり、私に従ってきなさいと、何度でも呼びかけてくださっています。
その先にある慰めと励まし、喜びと平安とを受けるようにと、招いてくださいます。
私たちがその招きに応え、振り返れば全てはあなたの御心であったと気付くことができ、また後悔に沈む私たち自身を、ゆるすことができますように。

心も体も疲弊しきっているこの時代、過ちを犯した人を徹底的に断罪することで、むなしく心を満たしている人々が多くいます。
主よ、あなたが与えられる永遠の平安と癒しとは、隣人を裁くのではなく赦すことから始まることを、教えてください。
あなたのみ言葉に耳を傾ける私たちから、その平安を一人でも多くの人々と分かち合うことができるように、どうか私たちを用いてください。
今日、様々な事情から教会に集うことのできなかった方々にも、あなたのみ言葉に聞く機会と祈りの時が与えられますように。
私たちの歩む道にあなたの姿が見当たらないと感じる時にさえ、あなたは私たちを導いておられることを信じ続ける、そのような信仰の歩みを、これからも支えてくださいますように。

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*説教動画は長野・松本教会Youtubeチャンネルよりご視聴できます。*
※今週の動画は水曜日に更新されます