2023年10月8日日曜日

聖霊降臨後第19主日礼拝。

本日10月8日は聖霊降臨後第19主日の礼拝でした。

松本教会は通信礼拝として、
長野教会は主日礼拝として、
両教会10時半より守られました。

朝から大変寒く、長野教会では思わず礼拝堂の灯油ヒーターを付けました。
あっという間に冬の足音が聞こえてくるようです。
季節の変わり目、乾燥も強まる季節です。
体調に気をつけつつ、聖書の言葉に耳を傾ける日々が守られますように。


*今週の祈り*

赦しの主なる神様。
あなたの赦しは、私たち人間の歴史と共にあります。
人はその歩みの中で、幾度となくあなたを誤解し、あなたから心を離し、時には邪に利用して生きてきました。
そのような罪を、私たちもまた抱えて生きています。
罪を罪として気付かないという罪もまた、私たちのうちにあることを告白いたします。
主よ、それでもわたしたちのすべてを赦してくださるために、あなたはご自分の御子を遣わし、十字架にかけてくださいました。
それは私たちの人知を越えた果てしない愛と憐れみによって成し遂げられた救いです。
そして驚くべきことは、その果てしない愛が、私たち一人一人のために向けられているということです。
主よ、どうかあなたの愛によって私たちの罪を包み込んでください。
この身が天に召されるまで罪を犯すことから逃れることのできない私たちを赦し、一つでも多くの罪を悔い改めることができますように。
そしてどうか、そのような悔い改めをもって私たちをキリスト者として整えてください。

この世は憎しみと報復に満ちています。
祭司長たちがキリストのたとえ話からあなたを誤解し、憎しみと報復、怒りと裁きの神として捉えたことは、私たち人間の本質を現しています。
神であるあなたでさえ、愛を失った姿でしか捉えられないこの世だからこそ、聖書のみ言葉に触れる私たち一人一人が、あなたの愛を正しくとらえ、それに甘んじることなく、悔い改めのうちに生かされることができますように。
そして主日を迎えるたびに、聖書のみ言葉に耳を傾け、祈りの時を持つたびに、あなたの果てしない愛に触れることができるように、どうか私たちの信仰を豊かに開いてください。
あなたから愛を受けた私たちが、罪の痛みが満ちるこの世において、誰かの痛みを包み込み、寄り添いをもって分かち合い、癒しと慰めをもって共に生きる隣人として遣わされますように。
今日様々な事情によって教会に集うことのできなかった方々、病の中にある方、疲れを覚えている方、悩みを抱えている方々の上に、どうか主よ、あなたの愛と癒しとが伝わっていくように、導いてください。
そして私たちをも、御業の為に清めて用いてください。


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*説教動画は長野・松本教会Youtubeチャンネルよりご視聴できます。*