2018年8月20日月曜日

ティーンズキャンプ・聖霊降臨後第13主日礼拝。

15~17日、松本教会では東教区ティーンズキャンプが行われました。
テーマは「恵み」。あらゆるものから神様の恵みを見つける・受け取っていこう、というところからキャンプが始まりました。


松本教会の信徒の方の、ステンドグラス工房にお邪魔しました。
天から下がる天使や星のステンドグラスの美しさに、子どもたちと共に息をのみました。
ステンドグラスを造り始めたきっかけもお話して下さいました。

ステンドグラス工房を持つ信徒の方のお宅にお邪魔しました

クラフトパーク創造館にも寄りました。上原良司の碑

創造館にて天地創造を表したステンドグラスも見学し、その丘の上にある上原良司の碑にて平和への思いを新たにしました。
また、鳩のステンドグラスと麦のスタンドを一人ずつプレゼントしていただき、子どもたちも大喜びでした。感謝です。

雨の予報のため、美ヶ原へのピクニックを中止し、アルプス公園に来ました。
小雨のなかドリームコースターという一人用トロッコに乗り、森の中を駆け抜けました。
雨でしっとりと濡れた森の香りが心地よかったですが、滑り終わった後に大雨!
傘を挿しても全く意味がないくらいの土砂降りの中、笑いあいながら車へと走って戻りました。

アルプス公園と市原牧師

アルプス公園展望からのパノラマ写真

ドリームコースター順番待ち
夜は学びの時間です。
聖書が時代を超えて大切に伝えてきたことの一つとしての「恵み」があります。
なぜなら私たちは満ち溢れている神様の恵みを知らない世界に生きていて、それゆえに私たちのいのちが自己中心的になってしまっているという現状があるからです。
けれども互いに愛し合うことの出来ない、互いのいのちを大切に思いやることの出来ない世界を、それでも神様は愛してくださったからこそ、イエスキリストが神様のもとから送られ、十字架に架かったんだ、ということもまた、「恵み」であることを学びました。

三日目の最後には、一人ひとりが受け取った恵みをまた他の誰かに伝えていくこと、誰かを大切に思いやることを想いながら、ハーバリウムを作りました。

レクチャーを受けつつ真剣な顔で作ります




皆それぞれに思いの詰まった作品となったと思います。
プレゼントするもの、自分用として飾るもの……ハーバリウムとステンドグラスを見るたびに、今回のティーンズキャンプと神様の恵みについて思い出してほしいなと思います。
子どもたちからは楽しかった!またいきたい!という喜びに満ちた言葉がいただけたことが、子どもたちにとってという以上に、牧師としての一番の恵みであったと思います。
私たち牧師が準備した以上のものを神様が与えてくださって、子どもたちはそれを純粋に受け取っていった、まさに恵み深いキャンプとなりました。

† † †

19日、聖霊降臨後第13主日礼拝も無事守られました。
長野教会では信徒礼拝として、松本教会では聖餐礼拝として守られました。
ティーンズキャンプの恵み深さを思い起こしつつ、御言葉を分かち合う時となりました。
先週の、弟子たちが派遣されていく御言葉に引き続き、弟子たちがキリストのもとへと帰ってくること、そして5000人の給食の箇所から、私たちの予想もつかない恵みを神様は与えてくださることをおぼえました。
送り出され、一週間を過ごし、そして神様のところへと戻ってくる。そのサイクルの中で、教会が私たちの心が帰ってくることの出来る家族・家である恵みを胸に留め、またこの一週間も歩みだしていきたいということを分かち合いました。

この記事をご覧の皆様にも、神様の恵みが豊かに在りますように。