2020年3月29日日曜日

四旬節第5主日礼拝。20200329

本日29日は四旬節第5主日でした。
長野教会では家庭礼拝として、松本教会では主日礼拝として守られました。



もう4月も間近であるというのに、今冬一番の大雪が降りました。
足首まで悠々と沈むほどでした。
それでも松本教会では礼拝が守られたこと、感謝いたします。


**本日の日課・福音書(ヨハネ11章1-45節)**


**本日の主日説教**


*祈り*

主よ、全世界であなたに捧げられている祈りを、どうか聞き届けてください。
新型コロナウイルスによって天に召された多くの方々、今なお病の中にあって苦しむ人々の上に、あなたの深い慰めがそれぞれに与えられますように。あなたが死の先に切り開いてくださった永遠の命への道に、ひとりひとりを導いてください。
四旬節の季節を、あなたのみ言葉と共に歩んでまいりました。
あなたは悪魔の誘惑に打ち勝たれました。それは私たちの日々のなかに多くの欲望と誘惑があるからです。
あなたはニコデモを通して新しいいのちへの道を教えてくださいました。私たちが自分の力により頼むことばかりに、行き詰ってしまうことがあるからです。
あなたはサマリアの女性を通して、彼女が持つ負い目と救いとを明らかにされました。それは、私たちもまた彼女のように罪をあなたの御前で告白し、あなたによって受け止められるためです。
あなたは盲目の人の目を開かれました。それは彼の生涯を通して成し遂げられる神様の御業を示されるためでした。私たちのこれまでと、これからの先においても、途切れることなく働き続けておられる神様を私たちが思い起こすためです。
そして今日、あなたは私たちの生の歩みの中に起こるあらゆる悲しみ、特に死に対する深い悲しみに寄り添い、その死を打ち砕いてくださいました。わたしたちは神様の御許における永遠の命を待ち望んでいます。死の先に与えられるからこそ、私たちの今を生きるいのちが、あなたと共にあって、あなたによって豊かにされますように。
全国で、また特に関東圏においては、教会の礼拝が中止され、集うことができない寂しさを抱える方々、またそのために心を尽くしている牧師たちがいます。
どうか主よ、一人でも多くの耳に、あなたの福音を響かせてください。
わたしたちが今目の前にある困難に対して共に祈り、あなたに委ねて生き、いつでも共におられるあなたを感じ取りながら、今日からの一週間を歩み始めることができますように。