2021年10月24日日曜日

聖霊降臨後第22主日礼拝。 20211024

本日10月24日は、聖霊降臨後第22主日の礼拝でした。
松本教会では通信礼拝として、長野教会は主日礼拝として行われました。


先週17日の礼拝奉仕を担ってくださった坂本千歳先生に感謝します。
今日の朝は一段と寒く、礼拝堂には暖房が付きました。
昼には秋らしい気候になりましたが、寒暖の差が激しい季節です。
このブログをご覧になっている皆さまも、体調に気をつけてお過ごしください。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
エレミヤ書31章7-9節〈旧p1234〉
ヘブライ人への手紙7章23-28節〈新p409〉
マルコによる福音書10章46-52節〈新p83〉

説教「救いのクロス・ロード」

*祈り*

愛と慰め主なる神様。
幾度となく襲い来るコロナ・パンデミックの中で、そのたびに一喜一憂する中にあって、主よ、あなたの御心と愛とが揺らぐことのないことを私たちに教えてください。
あなたと一番長い時間を共に過ごし、一番多くの御言葉を受けた直弟子たちにすらあなたの十字架の道は理解されず、エルサレムへと向かう道のりは、あなたにとって孤独で、つらい道のりであった事だと思います。
しかしバルティマイのように自らを深く省み、最も弱さを抱えるところにこそ、あなたは私たちと深い関係を築いてくださいます。
私たちが抱えている重荷、苦しみ、欠けや弱さは一人ひとり違いますが、その全てを共に担ってくださるために、何よりも苦しい十字架の道をもって私たちに寄り添ってくださいました。
そして神様の前に置いても私たちがありのままの姿でいられるようにと、十字架によって私たちの罪を贖ってくださいました。
それゆえ、どうか私たちが自らの弱さに目を向けることが出来ない時、あなたに心の底からの叫びを上げられない時にこそ、私たちの心をあなたに向けさせてください。
日々重荷を抱えるなかに生きているその歩みこそが、キリストが歩まれた十字架の道であることを信じさせ、私たちにとって慰めと支えとなりますように。
このコロナ禍の中で、不安の中にある人、余裕をなくしている人がいれば、その人の心にあなたが寄り添ってください。
疲れている人、取り去ることのできない重荷を抱えている人には、あなたが共に歩んでいることを教えてください。
もし私たちの隣人にそのような人々がいるのであれば、必ず苦難の先には救いがあることを、祈りの中に互いに分かち合うことが出来ますように。