2022年3月6日日曜日

四旬節第1主日礼拝【礼拝動画】20220306

本日3月6日は、四旬節第1主日の礼拝でした。
10時半より、松本教会は主日礼拝として、長野教会は信徒礼拝として守られました。
それぞれの場所において祈りを合わせてくださった方々に感謝いたします。

礼拝の中でもロシアによるウクライナ侵攻について共に祈りを合わせました。

コロナ禍にありつつも、皆様一人ひとりの健康が守られ、聖書の言葉に支えられて日々を歩めますよう、祈っています。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※松本教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
申命記26章1-11節〈旧p320〉
ローマの信徒への手紙10章8b-13節〈新p288〉
ルカによる福音書4章1-13節〈新p107〉

説教「神の言葉は揺らがない」

*祈り*

愛と平和の主なる神様。
長く続くコロナ禍に加え、この2週間近く、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が起こっています。
平穏な日常を奪われ、防空壕に避難を余儀なくされ、未だに家に帰れない多くの人々がいます。
政府の命令によって戦い続けている人々がいます。
政府と軍という抗いがたい権力によって、争いあうこと、人々を恐怖に追いやること、誰かを傷つけることに向かわされている人々がいます。
一日でも早くこのような悲しみの連鎖が断ち切られるように、主よ、切に祈りを合わせます。
正当防衛と平和維持という最もらしい名目を並べながら、実際には多くの人々を命を奪い合う戦場へと送り込んでいく、人のうちにある罪の深さは計り知れません。
あなたがキリストにおいて成し遂げてくださった大いなる罪の赦しは、決してこれを容認するためのものではなく、むしろ誰一人傷つかないように、皆が悔い改めて互いに愛に生きるための招きとしてわたしたちに与えられました。
どうかその罪のゆえに巻き込まれ、戦火の中にある人々を守ってください。
そしてどうか、この戦いを始めてしまった人々、終わらせることが出来る人々に、あなたが必要な裁きと、悔い改めへの機会を与えてくださいますように。
多くの人々が戸惑いの中にあり、葛藤と、痛みと、悲しみと、迷いの中にあります。
裁き主であるあなたが、一人ひとりに必要な癒しと、慰めと、導きとをお与えください。
平和を祈る全ての人々の祈りをひとつにし、どうかあなたが聞き届けてくださることを信じます。
まことの平和を成し遂げるために、私たちに必要な知恵と力を与え、その働きのために用いてくださいますように。

長く続くコロナ禍の中で、心が疲れている人、余裕をなくしている人、病の床にある人、そして天に召された方々がおられます。
主よ、この苦難の時、私たちの罪が最も明らかにされる時にこそ、あなたのみ言葉に立ち返ることが出来ますように。
あなたのみ言葉にこそ立たされて、この苦難の時を、祈りと共に乗り越えていくことが出来るように、あなたが共にあって、力づけてください。