2022年3月13日日曜日

四旬節第2主日礼拝【礼拝動画】20220313



本日3月13日は、四旬節第2主日の礼拝でした。
10時半より、松本教会は通信礼拝として、長野教会は主日礼拝として守られました。
それぞれの場所において祈りを合わせてくださった方々に感謝いたします。

お昼には気温が20℃近くにもなり、大変暖かい日になりました。
いよいよ春の訪れを感じる季節にも、温かい神様の愛を御言葉から聞き取りたいと思います。
コロナ禍にありつつも、皆様一人ひとりの健康が守られ、聖書の言葉に支えられて日々を歩めますよう、祈っています。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
創世記15章1-12,17-18節〈旧p19〉
フィリピの信徒への手紙3章17節-4章1節〈新p365〉
ルカによる福音書13章31-35節〈新p136〉

説教「帰っておいで、と神は言う」

*祈り*

慰めと平和の主なる神様。
今日の世界のあらゆるところで、一人ひとりの関係性が分断されています。
長く続くコロナ禍によって、人と会うことを自粛せざるを得ないという日々が続いています。
戦争を初めとした多くの争いの中で、戦うことを強制されること、日々の平穏を奪われ、離れ離れになっている人々がいます。
そして11年前の3月11日に起こった東日本大震災によって、多くの人々との別れと深い悲しみが起こり、行方不明となった人々がまだ2000人以上もいらっしゃいます。

大きな断絶が、わたしたちを引き裂く現実の中に、私たちは生きています。
しかし主よ、全ての痛みと苦しみの中にあってなお、十字架へ向かう歩みを止めることのなかったキリストの姿を、思い起こさせてください。
主よ、あなたは私たちが深い悲しみと寂しさの中にある時、そこに寄り添う方としてキリストを遣わされました。
私たちに理不尽な出来事が降りかかる時、堪え抜く力をお与えになるために、十字架のキリストを遣わされました。
私たちが罪の中から抜け出せなくとも、それでも揺らぐことのない神様の愛があること、私たちの心と魂が帰ってこれる場所があることを、キリストのみ言葉を通して私たちに語ってくださいました。
今日、わたしたちの力ではどうしようもできない状況の中にある一人ひとりを、主よ、あなたがその愛に満ちた御翼によって包み込み、守り、癒してください。