2022年5月8日日曜日

復活節第4主日礼拝礼拝【礼拝動画】


 本日5月8日は、復活節第4主日の礼拝でした。
長野教会は主日礼拝として、松本教会は通信礼拝として、10時半から守られました。
ライブ配信において祈りを合わせてくださった方々にも感謝いたします。

ゴールデンウイークが終わり、長野もいよいよ昼間は夏らしい気温になってきました。
松本教会の庭にあるあんずの樹にも、小さい青い実がたくさんなっていて、今年は豊作の予感がします。
ブログをご覧の皆さまも、日々の中に神様の恵みを見つけつつ、喜びに満たされながら過ごせますように。

**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
使徒言行録9章36-43節〈新p231〉
ヨハネの黙示録7章9-17節〈新p460〉
ヨハネによる福音書10章22-30節〈新p187〉


説教「支えられるいのち」

*祈り*

いのちの支え主なる神様。
私たちの誰もが、あなたによって愛され、尊いいのちを与えられ、この世に生を受けました。
しかしどれだけ多くの人々が、関わる人々を通してあなたの愛を知ることができるでしょうか。愛を知らず、それゆえに誰かを愛することのできない苦しみの中に留められている人がいます。
そのような一人ひとりが、あなたの御手の働きのために遣わされた人々によって支えられ、今日まで生きてこれたことを、キリストの御言葉から知ることが出来ますように。
そしてどうか、愛を知らない悲しみの中にある一人ひとりのために、その手を握り、思いやりをもって言葉を交わす相手を、どうかあなたが遣わしてください。
わたしたち一人ひとりもまた、あなたの愛を求める誰かのために祈り、またあなたの御手の働きのために用いられますように。
そのために、まず私たち自身があなたによって支えられている大きな恵みを心に留めることができるよう、悔い改めをもってわたしたちの歩みを導いてください。

コロナ禍によって閉塞感が続く中、ストレスを抱えながら耐えている人々が多くいます。
自分を守るために他の誰かを傷つけてしまう人や、必要以上に失敗を責められ心を苛む人がいます。
私たちの罪は、お互いの関係を引き裂き、孤独へと私たちを追いやってしまいます。
世界情勢もまた乱れ、今なお続くロシアによるウクライナへの侵攻は留まることを知りません。
戦いたくない人々が戦いへと送り出され、あなたが愛された一つひとつのいのちが奪われ、踏みにじられています。
親しい人、愛する人との別れと悲しみの中にある人々がいます。
そのすべてのいのちに対して、主よ、あなたは心を寄せておられます。
今日わたしたちがキリストから聞く御言葉によって、ひとりひとりの心があなたに向けられ、懸命にあなたがひとつひとつの命を支えようとしておられることを、一人でも多くの人々が知ることが出来ますように。
遠く離れた場所と人にあっても、あなたが語ってくださった御言葉とその働きは、時と場所を超え、つながっていくことを、復活の主は証してくださいます。
私たち一人ひとりが関わりあう、その関係の中から、いのちを支えあうための働きを、始めていくことが出来ますように。
そしてそのような私たちを、主よ、あなたが支えてくださいますように。